自分は,狼だと思ってた。
ガラスを割るのが好きだった。勝負するのに定められたルール以外なんでもした。
中学を卒業した時,自分はもうレールに乗っていた。
そのレールの中でも,俺は狼だった。独りで。生きたいように。
会社に入ってから5年。その時も狼だった。自分が納得するまでは,どんな偉い人にもおくさずくってかかっていった。敷かれたレールの中で暴れまわっていた。
そして会社に入り10年。自分は羊の皮を被ることにした。結婚し,子どもも出来,責任と義務が生じたからだ。愛する事を覚えたからでもある。
でも,ずっと牙は研いでいた。何時でも狼になれるように。
そして今,組織の中で己の弱さを知る。組織への反発が,暴力で返されるからだ。
羊の皮が,とれなくなってしまい,羊になってしまった。牙も折れた。
それから11ヶ月
静かに,折れた牙が生えて来るのを待った。
牙を研ぐ時が来た。
もう,何時でも,狼になれる。敷かれたレールの中ではあるが。
と,ミクシーである方の言葉に影響され,俺的解釈で書いたテキストです。
そんな言葉を大声で,堂々と歌う人たち。だから,俺はパンクが好きなんです。
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