メイド イン タイランドのホラー映画、「シャッター」を見ました。
シャッターはカメラのシャッター。心霊写真のことですが、もう、凄い怖い!日本の三大メーカー、メイド イン コリア・チャイナ・そしてタイランド。ちょっとリング入ってるけど、かなり怖かったです。
怨霊は、昔の彼女。ってかアジア人離れしたハンサムマンなんですが、呪われちゃってます。今の彼女が運転する車で呪いの彼女をひいたのがキッカケ。そしてひき逃げ。
最初はそれで、彼女がやられるのかと思ったんですが、現に途中まで彼女に恐怖がいってたんですが、だんだん彼氏になってきて。なぜ彼なのか、それがだんだん分かってくる所、ドキドキしました。
内容の結果的には途中、彼氏の友達達が自殺してから分かってきてきたのですが、ラストシーンは恐怖以外のなにものでもないんです。
※ここから、ネタバレ。怖さを感じたい人はこれ以下は読まない方が。
なにせ彼氏、死なないんです。彼女を背負い「生かされ続けてる」そこに、怖さを感じました。死んだほうがマシ。と思わせるのって結構斬新だと思います。
ホラーのラストシーンは、呪いが解けてハッピーエンドか、そう思わせといて結局バッドエンド。ハッピーな「生」か、バッドな「死」か。それに大別できるのですが、この映画はバッドな「生」。凄く嫌な感じ、これは日本ホラー、他の欧州外国ホラーには無かった結末です。
彼女は、彼を死んでも愛してる。彼は死ぬまで彼女を背負わなくてはならない。それだけのことをしてしまったから。
彼は死ぬまで彼女を背負わなくてはならないから彼女は彼を「生かす」。これほどの恐怖があるだろうか。
最初のタイトルを見た時、ちょっとアジアンな文字で、例のインドホラーを連想してしまいましたが、これは怖いです。逸品です。
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