今日も一日が終わってくれた 一日過ごした潰れそうな疲労感
今日も一日が終わってくれた 生き延びたという安堵感
毎日がサバイバルゲーム 人の足を引っ張る人生のレース
何もないのが一番よくて 何も言わないのが一番良くて
何もしないのが一番よくて ほっとかれるのが一番良くて
ポールポジションなんていらない 周回遅れも気にならない
1人で全て出来る 誰の助けもいらない 面白い話も 体を気遣う心配もいらない
十人十色の人間世界 十一番目の色が俺を染める
どす黒く 何も見えない 心だけが尖って 体の動きは訛って
いっそ倒れてしまえばいいが なかなか倒れないなんでかな
帰り道 音の中1人歩く 逆境に耐えてるのは俺だけじゃないことを知る
どこまでも続く険しい山を昇り そこからさらに上を見上げる
彼らは自分を磨き 光っているがまだ磨く 自分のスタイルと最初の火を信じて
上へ 上へ
俺も火を手にすることが出来た それは人から見れば小さなものかもしれない
マッチのような弱弱しい火だが 彼らはきっと見つけてくれる
1本のマッチが2本となり 4本となり 8本となった時 隣に現れる
1人だと思っていた俺の手を 力強く握ってくれる
時計の針が0時を回り また次の日がやってくる
今日は何をしようか 今日は何が出来るか
自分のスタイルを見つけられるか 自分の信じるものを探せられるか
もし誰かがマッチに火をつけたのなら 俺もマッチをすってやろう
明日はもっと火が増える 小さな火が さらに大きくなる
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