今日、9月末から一緒に住んでた友人が、実家の方に戻りました。戻った理由はいろいろありますが、その辺は別によしとして。
もともとネットで知り合って、チャットとかしてて。同じ病だってことは知ってたんです。で仕事をしていたんですが、9月末に限界にきてしまって。それでもどこかで暮らさないといけないわけで。そんな時に俺が誘ったんです。俺んとこ、来てみね?って。
誘った理由。一番の理由は彼が、少しでも楽になれる方法はないかと考えた時、自分のドクターからの助言などをもとに、実家にいくのも1つの手なんですが、家族の場合、無意識的にでも意識してしまうこと、生活リズムの制約等なんらかのストレスがかかってしまうから。俺が1人暮らししてるのもその理由があるわけで。
そんな感じで始まった生活。俺が提供したのは、極力ノンストレスの時間。眠い時に寝て、食べたい時に食べて、寝ずにゲームをやるもよし。どこか散歩に行くもよし。
それは俺の生活にも通じる訳で、俺もそんな生活。だから、寝る時間とか活動時間がバラバラだったり。でもどちらも干渉はせず、お互いが好きなことやるって感じで。天上碑という共通のゲームがあって、その中でも同じ派閥にいたんで、ゲーム的スケジュールってのがあって。その時にお互いの時間が交差したり。
イベが終わればお疲れ様っていいながら。ゲームの事を話したり。くだらない事を話したり、そこからなんか盛り上がって気付けば外が明るくなってたり。
彼の今までの過去はぶっちゃけどうでもよく、「今の」彼と話をして、仕事のこと、病気のこと。いろいろ。その中には凄く新鮮なことだったり、自分にはない考えだったり。別にそれが自分の考えと違ってても、ってか違って普通なわけで、それは否定する、できるものでは無く。それは俺が俺の考えを話す事にも通じる訳で。
そんな考えや生活を押し付けないとこも良かったのかもしれません。争いは全くと言っていいほどありませんでした。ってか争う理由がないし。生活、考え、判断、行動。全てを否定しないから。助言はするけど、判断し、行動するのは彼であり、俺だから。
だから俺は、この生活ですごくでかいものを手に入れた気がします。具体的に説明はできないけど、ココロの中のナニカ。一生もんのデカイもの。
今日、出発するのは、バスの予約から前々から分かってたんだけど、それでも別にいつもの毎日。俺は勝手に好きなことやって。俺が朝早いから、朝ごはん買ってきたと思えば、俺が昼寝してる最中に帰ってきてて寝てたり。缶コーヒーと一緒に。
缶コーヒーの空き缶ピラミッドが完成しちゃったり。でもどっちも片付ける気しねーとか。
彼のスペースには、極力手を付けず。彼がきたねって思えば自分でやるし。
そんな生活が2ヶ月半程度。まぁその中でもいろいろあったけど、少しでも、彼のココロが楽になってたら、それが俺の満足でもあって。別に報酬とかそんなん無くて、完全に自己満足。自己満足は俺のココロの療養にもなったのも確か。
そして最後の日。俺は俺で会社に用事があって、その間に彼は荷物を送って。俺はその後スロとか行って、彼は昼寝してたり。
最後まで普通。それでいいと思った。寂しくないって言えばウソになるけど、見送りに行って涙でハグなんて、それがいいとも思わなかったし、第一、俺らしくない。
だから夕食買うついでに、近所のコンビニまで送りに?行きました。パジャマな姿で。
これから俺が、そして彼がどうなるかは分からない。でも、この2ヶ月は確実に俺に残ってる。俺はともかくとして、彼がこれから、また少しずつココロが楽になれば、いや、なる事を祈ろう。どーにもならんかったら、来たくなったら、また来ればいいやん。逆に俺が行くのもいいし。それも楽しみだ。
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