ホラーと言っても、幽霊とか、ゾンビとかそういうたぐいではなく、死体愛好癖のある人間の物語です。
冒頭から、マゾッ気ありすぎな人が、自分の腹を刺しながらアレをしてて、そのまま死亡。自殺と断定されるシーンから始まります。それだけでも、いつも見てるいわゆるホラーとは一味違うと思いました。
で、主人公の女性が登場。何故かその自殺した人のお墓を、仕事着?(スーツ系)にハイヒールで、掘り出すじゃないですか。ヒールで。スコップとツルハシで。
穴掘りに関してはウルサイ自分。ちょっと笑ってしまいました。大きな穴を掘る時は、段掘りと言って階段のようにじゅんぐり掘っていくんですが、スコップ1本で、そりゃあ立派な四角い穴をハイヒールで掘ってるじゃないですか。額ににじむ汗をサワヤカにぬぐって。
通常であれば、その格好とその装備、しかも女性1人では、2日くらいかかるところを1時間程度で穴掘り終了。
何故か緑に変色し、なんかベタベタするような液体をにじませてるまだ死後間もないと思われ、少なめに見ても40kgはあろう死体を運びます。1人で。
その死体で、アレを始めるんですが、途中で嘔吐するなど、不可解な場面も。その後ノコギリでバラバラにします。そのシーンは、通常、ナタみたいなとか、ナイフとかで、見事にスパスパ切れるのではなく、かなり苦戦してました。リアリティがあったのは、それだけ。
リアルにも、恋人な彼氏がいます。そして、同じく、死体、解剖の愛好癖を持った女友達が持ってきた何故かアザラシを解体してるビデオの鑑賞会をやっていました。
彼氏はそれが理解できず、ビデオを見たり、その女友達に付き合うのは止めろという。まぁ、そうですね。
クライマックスは、主人公の女性とその彼氏がアレしていて、アレのクライマックスにナイフで喉を切り、序盤でバラバラにして、首より上と、アレだけを残し墓地に返した首と彼氏の首を交換し(いやだから野菜包丁みたいなので、殺すことは出来ても首は切れないって。骨あるんだから。筋肉も)昇天。
ラストはその女性がドクターから妊娠の連絡を受け、終わり。でした。
ストーリー的にはオモロだと思います。かなりコアな作品で、放映禁止はおろかフィルムの没収、破損。その破損したフィルムを修復したものらしいです。
怖くは無く、気持ち悪かったです。その死体とやらも今の特殊メイクを使えばもっと良くなったかもしれませんが、その当時では、それなりに良かったと思います。緑でベタベタにはならないと思いますが。どうなんでしょうか。3つ星☆☆☆
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