クリントイーストウッド監督でしたっけ?2つ連作のうちの1つだったと思います。確か。
太平洋戦争も末期の、1945年 硫黄島の戦いで、生存者曰く「生き地獄」とリアルに言うところの戦いを舞台にしたものです。
東京では、東京大空襲があり、東京をただの荒野と化した無差別絨毯爆撃の直後。制海権、制空権ともに、アメリカ・イギリスの連合艦隊の手中にあり、硫黄島を陥落させられると、日本本土への爆撃が容易となるため、日本軍はそれを死守することに、命を費やした。
歴史上では、唯一米軍の被害が日本軍を上回った戦闘でもあります。(ただし、死者の数き日本軍の3割)
強固な防衛線により、米軍の硫黄島攻略を1ヶ月費やし、日本軍玉砕で幕を閉じた戦闘です。
さらに事実を言うなれば、総指揮官、山本五十六は暗号解読により、暗殺されたという事実があり、硫黄島を指揮していたのは、栗林大将指揮のもと戦闘はなされたとされる。そこがまず、この映画と史実が違うところです。
冒頭と最後、硫黄島の調査にきたチームが、防空壕の中から箱を取り出し、その中には、手紙が入っていると言うシーン、それは栗林大将のものとされます。
まぁ史実と違う所はあっても、映画が面白かったら、文句も無いんですが、この映画、日本人版ベトナム戦争物とカテゴリーした方が良かったかも。
やっぱりというか、戦争を快く思っていない人が生き延びて、ラストは米軍に助けられるみたいなところ、とても偽善的だと思うのは俺だけでしょうか。
いゃ、日本軍から見た硫黄島の戦いとされるんですが、リアル感が無いんです。そこがアメリカ大失敗のベトナム戦争な感じがしてしまいます。悪いアメリカ人もいるけど、ほとんどのアメリカ人は良い人よ。あと日本人にも良い人はいたんだよ。みたいなところがわざとらしく入っていて。
確かにそうなのかもしれない。その戦闘の生存者から聞いたところもあったのだろう。ただ、それをフィクション?な映画にしてしまって、なんかダレてしまうというか、またこの音楽?みたいな感じで。ダレました。正直言って。
NHKとかが作ってる、実際の映像等を入れるドキュメンタリーの方が面白いと思います。なにせリアルだから。2つ星☆☆
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