2009年4月19日日曜日

こんな花見でちょうど良い

 大切に育ててるわけでもなく、砂利敷きを突き破って春を見せる自然。桜並木より、好きです。見てるの。

 太陽より月の光が優しくて良い。昼の影は黒いけど、月光の影は黒くない。

 昼の青空は、上を見れば見るほど黒くなっていくけど、夜の空は、上を見るとキラキラしてる。


 皆が良いというものをあまり良く感じず、自分が良いというものは皆あまり良しとせず。ただ、自分が良いと思っている物を良いと思ってくれる、多分少数派の人達。客観的に見てもその小数派の物が良かったりすると自分では思う。

 風に乗って、真上に舞い上がるトンビを見た。人の力、科学の力でも鳥を模索することは可能であろう。ただ、鳥が単一のロジックで築かれているのなら。

 単一脳でない人間は、その分だけ、笑いもし、悲しみもし、愛し、それ以上に憎む。いつも思う。いろんな宗教の人達が宗教の関連で争う。

 ただ、どの神様も、果たして戦うことを望んでいるのだろうか。自然と1つになって、自然を讃え、祈り、愛すことを、どの神様も根源はそこにあるのではないか。

 自然と1つになるにはどうしたらいいのだろう。今の人間の力では、どうすることもできないのが事実だと思う。