2010年12月30日木曜日

文化の違い

 国というものはやっかいで、隣とかとなんかしらトラブルをかかえています。国境のことだったり、北方四島のことだったり。最近は沖縄の方ですか。

 別にどっちの人もすめるよーにすりゃいいじゃん。なんて安易に考えるんですが、やはりそこには埋められない溝があるんでしょう。

 今日、友人と話をしていて、今、日本の技術が中国に流出し、昔は安かろう悪かろうだったメイドインチャイナが今は安かろう良かろうになっている。

 安くて良い物を作ってるんだからいいじゃんとなるんですが、日本からしてみると、戦後、ボロボロだったところから高度成長期にそれこそ血のにじむような思いをして開発、取得した技術を技術支援という名目でパクられたと。それが気に入らない訳で。

 でも中国からしてみれば、日本の物は確かに性能は良い。ただ、少したてばマイナーチェンジするのが見え見えだったりして、商売根性丸出しじゃないか。

 中国はアメリカの技術でも日本の技術でも吸収(という名のパクリかもしれない)し、ニーズにあった物を簡単に作る。今、最高の技術があるなら出し惜しみしない。保証の面とか寿命の面とか問題はあれど、日本の物より高性能、ニーズに合ってる物もあるわけで。それに文句言うのはお門違いじゃね?ということで。

 確かにもっともな意見ですね。中国の製品、胡散臭いところも少々ありますが、やたらと性能が良かったりします。それこそ使い捨て感覚であれば中国が開発した物を買う方がお得かもしれません。

 自作PCでもそう。俺は今まで、その時最高のスペックの物を作って長く使う。でも考え方によっては短命でももっと安く同じスペックが作れるわけで。それも文化の違いなのかなぁと。

 アメリカや中国、いろいろな国にはいろいろな文化があって、それを知ってると知ってないじゃ全然違い、世界が広がりますね。本当は体感した方がいいんでしょうけどね。