2011年9月25日日曜日

得られない物

 後日雑記で書くべきだったのでしょうが。

 福島に行き、原発事故の影響と事の重大さを実感しました。テレビなんかウソばっかりじゃ。の言葉にマスコミがどのように事実を歪曲させているのかも、理解できました。

 いろいろなデータといろいろなソース。それらの中から数字がとれる(儲かる)話題を取り上げる。信憑性に関しては曖昧になっても仕方ないと思います。


 それと同時に、陥没した道路や、瓦が落ちた屋根、瓦礫を片付けた跡、土砂崩れなど、地震の被害も見ました。ですが、こればっかりは、どうしても想像の域を超えない。確実に想像以上の恐怖と思うのですが、もし、自分がそこにいたらどうなるか?と自問自答しても答えがでないんです。


 大きな地震は体験した事がありますが、非常に怖くて大黒柱にしがみついた幼い記憶がありますが、それ以上のものは、実際に体験した人でないと本当の怖さは、体験機などでも分からないのではないかと思います。


 だから地震の事に触れた時、友人が叱ってくれた事は十分理解できます。その人の気持ちになれないのに、その人の気持ちを無視して発信したのだから。ありがたいです。


 時折、なんで自分のいる場所は何も起きないんだ?体験してないから分からないんだから。。。なんて非常に不謹慎な事を思ったりも。かといって今住んでる東京に震災が「来て欲しい」なんて願わないし、望まない。体験しない方が良いのかもしれない。そんなジレンマ。


 友人の助言もあり、水、保存が効く食料などは常に常備しています。いざと言う時の為に。でも実際、本当に起きたら、自分がどうなるか分からない。でも、それを常に考えるのも一つの訓練だとも思う。