2012年7月8日日曜日

ライブ感想 7/6 高円寺クラブライナー ダニージャックレコ発

最寄りの駅が、丸の内線、新高円寺と、うっ地下鉄。。。と思ったのですが、2駅だし。こりゃ楽。と思ったのもつかの間、出口間違えました。

探しながら歩いていると、ダニージャックのDr.まもさんと会う。ってことは近いってことだな。うん。

勝手に勘違いして、19時スタートかと思って18:30到着。余裕ぶっこいてたら、18時スタートで慌てて入場。すみません。

 でも、最初のバンドから見れて良かった。

①メロマランディ
一瞬、ベースの方、裸!?と思いました。レッチリ!?

熱いメロ。ってゆーか、これはフィーリングなんですが、自分好みのメロディライン。好きです。

好きだからって訳ではないのですが、それぞれに個性がありそれが上手くバランスが取れてて良いと思いました。2ギターに負けないというか、1本でも上手く表現していて、1本と感じさせないところ。声であったり、弾き方であったり。(2本がダメという意味ではなく)

一番最後、ダニーの最後もどき。。。なにも顔まで真似なくても。。。

②DOROTHY(大阪)
皆、上手く、曲も熱い曲ばかりなですが。。。

コテコテのナニワバンド。といいましょうか。笑いの部分がちりばめられています。

一番前で見てて、CMにも使われた曲「居酒屋賛歌」の前MCの最中、居酒屋で最初に頼むものといえば?なんてイキナリ振られると。。。久しぶりにツッコミ入れてくれました。

 それを取り入れて、MCの中で楽器を取り入れる。自分のCDの宣伝にも音を取り入れる。笑えます。そこから熱い曲が始まると、いやおうにも盛り上がれ。これもスキル、バンドのクオリティが高いからだと思います。

③甲殻類
3ピースにテナーとアルトサックスを入れた5人組。

管楽器を入れるとどうしてもジャジーな雰囲気になってしまうと言われますが、決してそんなことはなく、しっかりロックしてました。

また、ジャジーな部分は思い切りジャジーにとある種割り切り的部分も良いと思います。ジャジーでもいいじゃん。でも、ロックはロック。それを上手く出していて。

テレキャスターがかき鳴らしてる時に、テナーのソロなど、ギターとの絡みも上手く、両方の良い部分を活かしていると思いました。その逆も然り。カッコイイ。

ちなみにテナーの方、女性だったのですが、着物に黒タイツって。。。セクシーすね。

④NewspeperBoys(秋田)
第一印象。凄くサワヤカなイメージ。曲もサワヤカで、この人達絶対汗かかない。なんて思いました。

Vo.Gt.の歌唱力もありますが、ベース、ドラムのリズム隊のスキルが凄いです。ベースのススギさんと話をした所、別の路線で1人で練習していたそう。Vo.のせいたろうさんも、路線が普通とちと違うからバンドの練習とかしていても楽しいと言っていました。

女性Gt.神崎さんも2ギター特有のギターの味の違いを見せてくれました。もう少しスキルアップすればソロの時などもっとステキになれるかと。更なる練習が望まれます。

地方のバンドってなかなか聴く機会が少なく、やはり地方には地方のスタイルがあって。それって凄く貴重なものだと思います。

最後の曲、神崎さんが、トチッてしまい、後で説教な。なんて言われてましたが、どうも歩いて秋田まで帰るそうです。頑張れ!

⑤THE JFK
痛恨の写真撮り忘れ。。。すみません。いや撮影禁止が普通なんですけどね。

久々にヘビーな音を聴いた気がします。時に怒涛のように押しつぶされるようなリフ、時に凍るようなテンションのノイズ的リフレイン。どれもがカッコイイです。

THE JFKというバンド名。この名前を付けるのには結構勇気がいると思います。名前負けしてんじゃね?みたいな。

ですが、この名前に恥じない、負けない音、曲でした。撃つ方か撃たれる方か。見事に撃たれました。

⑥ダニージャック   トリ
もう言うことなし。なんてのは無いのですが、やはり刺さります。

ゆういちさんのギター。パワフルなSBJさんのベース。それを支えるまもさんのドラム。縦ノリダンス(ロック!)ミュージック。

楽しい。これを中心に。デモなんてやってねーで皆で楽しもうぜ!その通りかと。

印象に残ったのが、MCの中。「俺たちの作る曲にメッセージ性とか無いんだけどさ、いやあるんだけど(どっち)皆が楽しんでくれたらそれでいいってゆーか。。」なんて事を話してたんですが、これもまさにその通りで。

いくらメッセージ性を出そうとしても、それを捉えるのは聴き手。、オーディエンスであって。それぞれがそれぞれの思いで聴いて。大切なのは、それが伝わるか伝わらないか。



それはいくら金をつぎこもうと、いくら派手なPVを作ろうと、伝わらないものは伝わらなくて、じゃあ何が?その答えも個々にあって。自分は魂に刺さると表現しますが、伝わるから刺さる。それは上手く表現出来ないんですが、ナニカ。なんでしょう。


そんな刺さるバンド、熱いバンドばかりのライブでした。

高円寺クラブライナー
メロマランディ公式
DOROTHY公式
甲殻類公式
NewspeperBoys公式
THE JFK公式
ダニージャック公式







打ち上げが始まる頃、じゃあお疲れ様でしたー。と帰ろうとしたら、ゆういちさんに帰るの?なんて言われたの。嬉しかったです。ですが、もう、体力的、精神的に限界に達していました。すんません。病院経由で帰るトコでした。


つか、途中でブラックアウトしてしまい、客席の段差で転げたことは内緒の方向で。大変ご迷惑おかけしました。反省。

一生続けられるモノ

 自分はスノーボードが好きです。21歳から始め、当時はスノーボード禁止なスキー場が多かったので、ヤナバスキー場ってトコに通ってたのを覚えてます。

 通った。毎週天気予報とにらめっこ。車中泊はもちろん。新潟、富山、群馬。いろんなトコに行きました。

 自由に滑る時の開放感。セックスより気持ち良い。ってのはウソではなく、病になってから更に感じるようになりました。パウダーの空を飛ぶような感覚。

 年をとってさすがに20m飛ぶとか、無茶は出来なくなりましたが、それ相応にスタイルは変われど、滑る=楽しいってことには変わりはなく。一生続けたい趣味であります。


 今年になって、ライブに行くようになりました。スノーボード同様、音楽も好きで、ライブハウスで熱い音楽を聴くのは酒飲むより酔えるっていうか、楽しめます。

 自分の好きなライブハウス。池袋admってトコなんですが、お世辞にも広いハコとは言えないのですが、その雰囲気だったり、これはもう感覚としか言えないんですが、好きです。ステージが近いので=バンドの方達を近くで見えるってのもあります。


 高さ20cmほどのステージと客席の差。てのはやっぱりあって、時にそっち側に行きたいというような羨ましい気持ちにもなってきます。いつか、そのステージに上がってやろうと楽器の練習時間が長くなったり。バンド組んでた時もありましたし。


 この音楽。楽器を奏でるってのも一生続けられるものだと思います。楽しいと思うことができれば。


 スノーボードも音楽も、それを仕事とする。となると話は変わってきます。どんな仕事にも「痛み」ってのは確実にあって。時に、やらなければいけない。もしくはやりたくない。なんて思うこともあると思います。

 その覚悟なしで仕事にしようとすると、どこかで絶対に失敗する。その上での楽しさってのは、趣味以上のものだと思います。


 この前、楽器屋さんに行った時、エフェクターを見たのですが、高い!2~3万が普通であって、楽器ともなるとそれ以上となります。

 それと同様、スノーボードも本格的となると、ギアの1つをとってもかなり高いです。通うってことを考えると、自分も、フェンダーのテレキャスだったり、レスポールだったり、今、プロの人が使ってる楽器を買えるぐらい使ったと思います。

 仕事であれば資格などに当たりますね。自分もその資格とるのに20万かかったこともあります。


 共通して言えるのは、何故そんな高いのを買ってまでするの?ってこと。 答えは簡単。必要だから。弘法筆を選ばずなんて言葉もありますが、いざって時は選びますから。

 音楽だったら、もっと良い音、自分のイメージに合った音を出す為。ボードだったらもっと早く、もっと高く、もっと遠く滑る、飛ぶ為。趣味であれば自己満足の世界に入るかもしれませんが、仕事となるとそれが必須となるわけで。


 仕事であれば定年だったり、ボードであれば引退であったり、音楽であれば解散だったり、仕事としては、いつかは終わります。でも、ボードも音楽も一生続けられる。趣味であっても。

 そんな一生続けられるモノを持つって、ハッピーなことだなぁと。


 自分は若い時、ボードにはまった。それこそそれを仕事としたいぐらい。それと同じ様、バンドマン達は音楽にはまった。そしてそれを仕事としたり。ベクトルは違えど、ソレに対する熱さってのは同じだと思います。だからライブが好きで、バンドマン、1人でも、好きで、応援したくなるんです。