2011年3月22日火曜日

vs自然

 今日、テレビを見てたら、サバイバルな番組をしてたんです。

 1人は軍隊出身でサバイバルのエキスパート、その人の考えは、生き残るには自然との戦いであり、勝つ者のみが生き残れるという思想のもと、サバイバルを実践している人で。

 もう1人は、自然は人知を超えた存在。だから自然と共生することが生き残ることの一番有効な方法だという思想の持ち主。自然と共存するため、常に裸足。そうすれば、足が自然に順応するそうで。

 その2人が一緒になってサバイバルをするっていう、なかなかオモロな番組なんですが。

 ベーリング海には神がいる。人知を超えた物が見たいかい?これだ。と荒れ狂う海を示した時に、自然の驚異、やはり自然には適わないなぁと思い知る時もあるんですが。

 ただ、サバイバルは生き残っていること、そしてこれから生きることを前提にしてるので、その辺はおいといてと。


 2人は同じサバイバルでも全く思想が違ってて、生き残る為の知識は同じでも全くやり方が違う事。アラスカに近いとこだったんですが、こんな寒いのに、なんで裸足なんだよ?おかしいんじゃないか?と聞くと、慣れれば足が勝手に順応してくれる。逆にブーツを履いて、汗をかき、それで寒い方が、足が凍傷になったり、シモヤケの原因になるんじゃないか?と根拠のある反論をするわけで。

 食料をとる方法も全く別なんですが、根拠があることも面白くて。まぁ楽しめました。


 サバイバル、ドコでもそうですが、最初は人間が食物連鎖の底辺にいることを自覚することが必要だと、。哺乳類の中でも一番息を止められないのも人間であり、足の速さも力も他の動物にはかなわない。

 だから知識と知恵を使い、食物連鎖の頂点に立つことが生き残る上で一番重要なこと。思想は違えど、それは違いがないようです。

 まぁ、明日のモヤシの値段には関係ないんですけどね。