2013年4月30日火曜日

時代の流れってヤツに乗るならば

※あくまで自分の思った仮説です。明日も見えないようなヤツが思う未来予想


 音楽の世界では、今CDが売れないとレコ屋が閉店したり、規模を縮小したり、いわゆる冷え切ってる状況だと言われてます。

 何故?楽曲がCDでは無く、WEBで売られるようになったから。これは1つの大きなファクターだと思います。家にいながら、1曲ずつ、またはアルバムのダウンロードだったり。CDも通販で大概は入手出来る。と。音質はどちらも同じなので。


 つまりはレコ屋に行かなくても曲やCDが入手出来る=レコ屋のニーズが無くなっていると言ってもいいのではないかと思います。


 ライブハウスなどにも同じ事が言え、動員的にも少なくなってきている状況があるというのは拭いきれなく。ドームでなんたらとか、武道館とか、いわゆるコンサートも少なくなってきているのも事実。

 テレビを見れば同じような人達ばかり。音楽番組も少なくなっています。

 何故?ユーチューブなどの動画サイトで、好きなミュージシャンのライブ映像やPVが見れるようになったから。スマフォを代表とするインターネットの爆発的な普及で別にテレビで見なくてもいいじゃんってかテレビ局だって視聴率の取れない番組は作りづらく、番組自体しない。


 大きなコンサートをするにはやはりスポンサーが必要であり、そのスポンサーも不況の煽りなど、収益が見込めない(見込みづらい)状況下で何億というお金を出費する判断は難しいと思います。


 収益を見込むには、それなりの動員が必要なのですが、「一万人呼べる人」というのも少ない。何故?表に出ないから。何故?表に出れない状況もあるからだと思います。


 今、音楽だけで食べてる人、バンドってどれだけいるのでしょうか。メジャーに行く。いわゆるスポンサーが付けばそれなりの収入が得られるかもしれませんが、スポンサーのニーズってヤツに縛られる。そしてそのスポンサーも少なくなっている。→バンド活動自体が不安定になってしまう。→ライブハウス自体も不安定になってしまう。。。というようなスパイラルになっているようにも思えます。


 ライブハウスに行きたくても行けない人は動画サイトで見る。それに慣れてしまうと、ライブハウスに行かなくても見れるんだからいいじゃん。というようになり足を運ばなくなる。だって、パソコンでも携帯でも、見れるんだから。聴けるんだから。


 こんな何故何故問答を繰り返すと、インターネット化というのが1つの大きなキーワードになると重います。不況不況と言わず、それを逆手にとってみたらどうか。


 例えばこんな例はどうでしょうか。

 ライブハウスに数箇所WEBカメラを付けます。ライブ時には、そのままLIVE映像として見れるようにします。
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専門サイトでログインし、これを見るのにwebマネーで500円払えば見れると。カメラを数箇所にするのは、見る側がアイコンでカメラを選択出来るようにする。
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LIVE映像を流すと同時にアーカイブや録音などをし、アーカイブをダウンロードするのに300円。録音したLIVE音源をダウンロードするのに1曲100円にする。


 と言ったようなライブ課金制といいましょうか。光通信や、wi-Fiの高速化など、今の時代であれば、そんなに難しい事では無いと思います。

 メリットとすればそのライブを見たくても見れない。遠方だったり、ライブが被っていたり。それが見れるようになる。つまり場所という概念が非常に薄くなり、かつインターネットによる収入が得られる。沖縄に住んでいても札幌でやるライブが見れると言ったメリットが上げられます。

 逆にデメリットは。当然の事ながらライブハウスに行く人が減るというのが大きな所でしょう。ドリンクなどの収入。それより、ライブハウスの多い地域では、競争が一段と激しくなり、淘汰というのは失礼ですが、家賃>収入になってしまう場合が多く出てしまうと思います。場所という概念が薄くなりますからね。


 LIVE動画サイトの利益有りバージョンと言ったところでしょうか。広告など、スポンサーもつきやすいですし、現にそれでレコ屋が衰退しているのですから。


 寂しい事かもしれませんが、 こんな風になるんじゃないかって思う今日この頃。TPPやらなんやらで外資も入ってきそうですし、既に考えてる人もいると思います。




 ただ、ただ、あの、ライブの臨場感、熱さは、モニターでは感じられないものがある。これは紛れもなく。

2013年4月10日水曜日

バンドマン

 ピアノの弾き語りである「白山 弥生」さんにお誘いを受け、ライブハウスで、聴く側から、やる側になりました。

 去年からライブハウスに行き始めて、 すごいバンドの音ややってる姿を見てて、高さ30cm程の差しかないステージが何時しか憧れになって。

 仲間の家に、カホンという楽器があり、最初は遊びで叩いていたんです。自分、ベース弾いてましたから。それが面白くて。”Pia-no-jac”という、ピアノとカホンのインストユニットがいて、カホンって物は知っていたのですが、叩いてて楽しかったんです。貸してくれる。ということで叩き始めたのがキッカケ。


 基本も何も分からないので、ひとまずユーチューブで叩き方の基礎みたいなのを見て。8ビートの叩き方。見たのはそれだけですかね。そこから、毎日。

 ピアノジャックの「月光」という曲をコピーしてみました。ピアノジャックというユニット自体が物凄い早いテンポなんですが。それが下手かどうか分からないんですが出来たんです。

 大きいサイズの上、低音設定だった(自分では設定の仕方が分からない)ので、真ん中がバスとタム、上がスネア音。 そんな感覚で叩けるなぁ。と思い、ドラムの延長線上みたいな感じで他のバンドのドラムをコピッてみたり。シンバルはスプラッシュひとつしか無いんですが。


 スタジオで個人練習するようになり、個人練習の後、ライブに行ったんです。そのライブの中打ちで、それは何?と白山さんが聞いてきて、そこでこんな音出せるんですよ~なんて叩いたのが秋頃だったと思います。


 カホン熱はどんどん熱くなり、ライブに行く時、ライブ前の3時間オープン時間まで練習しだしました。月10回ぐらいのペースでライブに行ってたんで、練習もそのペース。ストイックですねぇ~なんて言われもしましたが、そこは人それぞけだとは思いますが、確かにスタジオのスタンプカードが速攻で溜まっていきました。


 ただ、カホンで個人練習してると、打楽器ひとつなので寂しいんです。なんの練習をしていたかというと、カトウタクミさんの”ハワイ ハワイ ハワイ”という曲をカバーしようとしてたんです。

 MTRも購入し、おしこれで録音できるぜっ!なんて思っていたら、なかなか上手く録音できなくて。歌だけだとテンポずれるし、カホンだけだと歌分かんなくなっちゃうし。。。それで歌いながら叩きだしたんです。最初は鼻歌みたいな感じで。でもやっぱ練習を続けていくうちに歌いながら叩けるようになって。


 リズムキープの練習でメトロノームを使いながらひたすら同じように叩いていた時、15分もやってるとやっぱ飽きてくるんです。で、その時の気分で鼻歌もたいなのを歌いながら叩いてたらそれがメロになって、オリジナルが出来て。


 個人企画も進んできて、いっちょやったるか。と思った冬、白山さんからバンドしませんか?というお誘いが来たんです。その時のやりとりを今でも覚えています。自分、ドラムは叩けません。カホンだけですよ?とか。それでではバンド編成でやりましょうという事になったんです。


 音源を頂き、それを元に練習開始。音源を聞いて思ったことは、ピアノがしっかりとしてるんで、そのピアノを壊さず、曲のイメージに合わせつつ、リズムをキープしようと。なのでリズムキープはシンプルに。シンバルはアクセント的な役割で自分的イメージを作っていきました。ただ、個人的スタイル、パーカッション的な叩き方ではなく、あくまでドラム的にと。


 3月に音あわせして、4/2。初めてのステージに立ったのです。




あこがれが、夢になって、それがリアルになった時。