2011年7月12日火曜日

溜めてるのか、消してるのか

 ミクシーのコミニティで、東京電力を糾弾しよう。というコミニティーに入りました。なにもわざわざヘビの巣に入らなくても。。。と思われそうですか、参加した理由として

 ・そのコミュの人数が多い。
 ・人数が多い分、多くのコメントが書かれているであろう
 ・一番大事なこと、一般の方たちは、何故東電に対して不満を持つのか、具体的に何が不満なのか

 自分だけの考えではなく、社外の人からの視点、思いを知りたいというのが一番の理由です。


 一通り見た中で、やはりというか東北沖地震での福島原発メルト以降の対応の悪さが目につきます。

 報告が遅い。ウソの報告をしている。原発事故収束に対する不満、近隣住民への補償、対応の悪さ。原発依存への不満などですかね。


 客観的に見ても、全てが理解できます。自分自身、そう思うところもありますから。


 しかし、コメントに対して?マークがつくところも。これは正しい、正しくないの良い、悪いの問題ではないことを最初に言いますが


 各自の得ている情報のソースがバラバラ


 なところです。しかしこれはやむをえない部分もあると思います。震災直後から、各メディアで報道していましたが、発表する数字やデータなどがバラバラだったり、ジャーナリストがトンチンカンな事を真面目に言ってたり、いろいろな文献があったり。。。で、全員同じソースの中で、論じろという方が無理な話だと思います。

 反原発思想(テレ朝とか。。。ね)の番組では原発や放射能の危険性を大々的に報道するでしょう。政府の会見などを見ても、首相。。。しっかりしてくれよな状態で、その国が運営しているNHKは国よりの報道をするでしょう。

 当然、東電のプレス発表と食い違った部分があればそれを叩く。隠蔽している。実はデカイ問題なのに、事を荒立てないようさりげなく言ってみたり。それで追求されて事実を言ったらでかかった。当然東電の発表も信用できない状態になります。


 放射能の数字でも、ある機関が同じ計器を使用し、いたる所を計測した結果のみであれば、結果として報道するがわも同じ内容となります。

 しかし、各市町村で計測すれば、当然計器も違う。ガイガーカウンターって言うんですが、計る際の条件、計器の高さなどで数字に誤差も出てきます。安いヤツだったら精度も怪しいものです。


 こうなると、もうどれが本当、事実なのかという問題ではなくなってきますね。ソースが多すぎて、その中にはバグもあって。自分の信じるものが事実という状態となってしまいます。


 そんな中での批判であるとするならば数字的な事については、それらを総合してとか平均化させてとか言う問題でもなく、会社に物申す根拠としては相手に反論のスキを与えてしまうのが現状でしょう。あのデータはウソ。と言われてしまえばそれで終わりですので。



 そんな中で、興味深い事象もありました。会社の対応や体質に対する不満をクレームとして、カスタマーセンターに何人もが電話しているという事実です。

 通常、クレームや苦情であれば、お客様の声として上に上げられ、それに対して回答する責任があります。電気つかねぇんだけど!なんてクレームには即時にその部門に連絡が行き、対応されます。これは要請、照会であってもです。

 部門での苦情であれば即対応なのですが、このような体質、体制に対するクレームはどの部門ってわけでは無い為、カスタマーとしてもどこに上げればいいのか、どこに回せばいいのか分からない状況になりつつも、その電話対応はしっかりと録音されており、地域リーダーも知るところなのは確かです。


 普通で考えれば、行き先は経営層ってことになり、例えばそこの支社長であったり、副支社長であったり。でも多分ですが、内容は受け止め報告いたします→音沙汰なしな現状ではないかと思われます。


 このような苦情、意見などは他にも多数の人が言ってることだと思います。その中で経営層は何を考えるか、どんな対策をとるか。どんな回答をするのか。


 その責任をとって、社長が辞任したじゃないですか!給与をカットしたじゃないですか!言い訳であって体質、対応は変わっていませんね。

 何も音沙汰が無いとすれば、それがどれだけあるのか、署名のような形で溜めているのか、もしくは上に報告する前に消されているか、そのどちらかだと思います。





 後者のほうがプンプンしますが。。。


 ちなみに自分は、そおいったクレームはカスタマーにもほとんど来ていないと課長との面談時言われたことを付け加えます。