2011年9月22日木曜日

後日雑記


 福島に行き、テーマとなるものは書き終えましたが、雑記を少々。

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 郡山、福島市と、福島県の都市的場所を見ましたが、ネットで騒ぐほど過剰に神経質になっていませんでした。県民性なのかは分かりませんし、テレビ等で情報は得ていると思いますが、生活感としては普通。という印象でした。マスクを付けてる人もおらず。ただ、余震はこちらより強いのでいい加減にして欲しいと話していました。

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 別の地方、北海道、東北、中部、関西。九州はすみません。行ったことがありません。には、その地方独自のスタイルがあってそれを見るのが好きです。福島であれば、仙台から発信している流行というか。関東、東京と違う音楽だったり、服だったりを売っていたりするのでそれを見るのが好き。

 電車まで時間があったので、少しばかりそのようなお店を見ました。ホントはトイレに行きたかったのですが。

 違う。やはり東京で売っている服とは売れ線が違うのでしょう。当然東京で流行ってる服も置いてありますが、それとちょっと違っていたり。個性的な物、決してダサいという訳ではなく、あ、これカワイイな。と思う服も。

 東京で悩むのは、同じような服ばかり売っていて、コレ!というのがなかなか見つからないのですが、そこに仙台スタイルや他の地方の服を着れば、オリジナリティが出ていいと思います。セレクトショップさんもそのような所に目を向けてみては?と思います。

 街の人達もお洒落な人はお洒落です。そこ独自のスタイルで。それも好き。

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 友人の録画した動画がニコ動の政治部門で結構閲覧されているようです。帰路につく際、お互い「行ってほんと良かった」と言っていたように、本当に有意義な2泊3日でした。そしてその後思う。あとは個々がどうすべきなのか。どう行動するかが大切になるなと。

 友人はその前に大阪に行っていたのですが、メディアや団体などではなく、個々が個々で関心を持っていたと言っていました。福島も実際そんな感じで、街頭でなにかを叫ぶとかそんなことはないのですが、個々が前向きに行動しているのが印象深かったです。

 おばあちゃんの言っていた「テレビはウソばっかりじゃ」の言葉のようにマスコミ、そしてネットなどに溢れる少し過敏な方々、何かを言うのなら、何かを行動しなければならない。有言不実行が一番悪い。そして、そのベクトルをしっかりと見直さなければ。と思いました。

 福島の道すがら、自衛隊や警察への感謝の言葉が書かれた看板はありましたが、原発やめろ。とか、東電バッシングのような看板はありませんでした。そのような言り、もっと大切な事があり、それを行わなければならない事は当時者が一番分かっていて、誰もがそれを行っている。

 それを自分自身も含め考え、行動しなければ。と思いました。

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 そんな中でも、天災、地震や津波が原因でも、事故を起こし、多大な被害を出したのは確かなことであり、会社は、社員も含め、それをもっと重大に受け止めなければならないと思いました。前から書いていたように、対岸の火事、他人事すぎるんじゃね?と書いていましたが、自覚しているのは本当に少数であるのを実感。

 会社全てを見てないのに、なんでそんな事言えるの?根拠はちゃんとあって。今回のパックは東電関連会社で手配をお願いしたんです。危機的とも言えた8月が過ぎ、やっと落ち着いたので、旅行でも行くか。という人が多く、その関連会社も旅行の予約等でかなり忙しかったみたいです。

 関連会社なので、そこにお願いするのは、東電、ならびに関係会社となるのですが、そこの社員の方にちょっとだけ聞いてみました。これまた不躾な質問ではありますが。

 「旅行の予約など、自分は福島なんですが、他の皆さんはドコに行かれるんですかねぇ?」

 社員の方

 「福島に行く方も少々いらっしゃいますが、東北であれば青森、季節がら北海道や京都や大阪など関西が人気ですね」


 。。。。。。ヲイ


 会社では福島物産を買おうなんて、桃とか買っている方もいて、旅行などに行けない人もいると思います。が、旅行に行ける人達。行き先がちょっとばかり。。。いや多いに違うんじゃね?と思いました。そこにも自覚の無さが伺えます。


 もし出来ることなら。と福島の土を持ち帰り、全店所に置きたいなんて夢がありました。が、そんな力も無く(持って行ったところで配られるわけがないのを自分知っています)結果として出来なかったのですが、ほんと原子炉の瓦礫でも配ったろか。なんて過激な思いになったりもするほど。。。しませんけどね。

 でもそれぐらい、社員全員、事の重大さを自覚しなければならないと思いました。

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 帰り、レンタカーを返す際、ガソリンを入れたのですが、約20L。距離で言えば250~300kmは走っと思われます。帰り道は幹線だったので広い道だったのですが、助手席にいた友人の一言。

 「自分では大丈夫と思っていても、結構、フラッフラだよ」

 疲れって気を付けていても無意識に出るものですね。休憩をとりました。次の日、疲れで寝込むかと思いましたが、それほどでもなく。調子はやはり右肩上がりです。