2013年3月12日火曜日

特別な日なんてない毎日が特別だ

 ふと気付いたら今、3/12AM4:00近く。そして昨日が東北沖震災があった日というのに気付く。

 さっき自分は1人、黙祷を掲げた。2万人を超える犠牲者が出た。でもその人達のことを俺は知らない。だけど、去年の5月に見たあの光景は、未だ脳裏に鮮明にやきついてる。心からご冥福をお祈りします。


 で、昨日俺は何をしてたのか?昼起きて、スロ行って、ご飯食べて、寝た。平凡な一日。生きて今を迎えてる。なんてありがたいんだろう。


 前から書いてるのですが、自分は記念日とか誕生日とかクリスマスとか正月とかお盆とか、そーゆーのをあまり重視しない傾向がありまして。


 歳をとったから、新しい年になったからといって何かが変わるわけでもなし。カレンダーの節目ぐらいにしか思ってなく。年末年始だから実家に帰るとか、お盆だからご先祖様に。とか、何々の日「だから」というのはなんかんーと思いまして。


 全ては自分の思いにあるのではないかと。 正月にお墓参りに行きました。これの何がおかしいのでしょう。ご先祖様を敬うという点において、お盆だから、命日だから、そんなん関係なく、自分がご先祖様を思う時、お経なんていらない。思うこと、それが祈りなのではないかと。


 自分が中学だった時の国語の先生が大好きだった。その人は理由は別として車で崖から落ちて死んだ。その日が何時だったかなんて覚えてない。でもふとその先生の事を思い出して、メランコリーな気持ちになったりする。すなわち思う事。自分の中では消えてない事。それが祈りなんじゃないか。


 要は、特別な日なんてのはなく、自分が特別だ。と思った日が特別なんじゃないかと。それが、ごく平凡に生きた一日でも。


 生きてるってだけでも特別なのかもしれない。だって、そうでしょ?




 改めて、今回の震災で亡くなった方のご冥福をお祈り申しあげます。