2011年7月8日金曜日

三角形と逆三角形

 途中経過報告。うちの課長から電話があり、今後のやりとりは全て課長が窓口となって他部門への連絡、来た物を自分へ報告すると。お互い忘れ防止の為、メールでのやりとりを行うことになりました。

 普通の、だいたいの会社はそのような連絡はメールなど形あるものでやりとりしますよ。口だけじゃ残らないけど、メール等だと残りますから。と軽くジャブ。ってかそうじゃないですか?


 自分の仕事を忘れないよう付箋に書いたり、メモをとる。アポイント等、事前にメールで時間などを確認する。最初は口かもしれませんが。長く続くようであればそのようなツールを使います。ケーサツだってカスタマーだって、電話だったり話し、録音するでしょ?全ての電話録音するのもメンドイからメールにしてくれ。ってか電話でも具合悪くて出れない時もあんだよ。。。って言ってるんですけどね。


 それが会社の常識は社会の非常識だっつーんです。

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 話かわって、よく、上司とか上の者とか言うんですが、自然世界、弱肉強食の世界であれば、図とすれば三角形の形になるのは理科で勉強したと思います。


 ただ、国、政府や、会社について、自分は逆三角形の図になるのではないかと。一番上に国民がいてどんどん細くなり、一番底の先端にトップがいると。

 雨水が染み込むような感じです。国民の声という水が染み込み、市、県議会の話題となる。その中で重要なことが国へと染み込む。それをまとめるのが政府ではないかと。その頂点、一番底に首相がいるんじゃないかと。

 木に例えると、会社のトップ、政府は根です。そして木という中間層がいて枝として社員がいる。その社員なり国民が葉を作り花を咲かせ、実をつける。これが言わば会社員、国民の生活の糧ってわけです。

 その葉や花や実の中の種はやがて落ち、土の栄養となり、根が吸い取った栄養や水は除々に上へ。そして国民なり社員また、その栄養で花をつけ、実を付け。。。その繰り返しではないかと。


 時に、毒のある花や実をつける人もいるでしょう。社会で言うところの犯罪というヤツです。種無しの実だったりすることもあるでしょう。でも、それが多くなるか、少なくなるかは、土壌であり、一部の根が根腐れを起こしているのではないでしょうか。

 幸いにして、先人の作り上げた土壌はしっかりとしています。先進国とまでよばれたり、上場企業なんてよばれたりするのですから。でも、根が腐ってしまえば、当然、木も太く育たない。枝も少なく、実りも少ない。落とす実や種も少なくやがて土壌も弱くなる。

 枝たちは、もう花や実は付かないと諦め、やがては枯れる。栄養がないから木も枯れ、根も枯れ、結果朽ちてしまう。今やそんな現状なんじゃないか。なんて思います。




 諦めろ。といわれればそれまでなんですが、俺の嫌悪する不条理がどこかにあるのは間違いないような気がします。

不条理の沼

 昨日の夜、自分が病となった原因を思い返してみました。酔うと暴力的になる上司との付き合い、会社復帰の疲れと家族との付き合いから生まれたギャップでのリスカ依存。離婚調停がいつのまにか裁判になったこと、今で言えば地震から福島原発の事故。。。。


 これらを総合的に見ると、どうも俺は「不条理」というものに非常に嫌悪感を持っているように感じます。


 現代社会において、少なかれど不条理というものは必ず存在します。その場の話し合いや、軽いものだったらスルーしたり、割り切ったりできるんですが、どうしても許せないボーダーラインみたいなのがあると思います。それを我慢し続け、限界を超えてしまったと。

 そして大きな不条理に対面した時に症状が大きくでたり、ちいさな事でも出たり。。。その不条理は大小必ずあって非常に抽象的。筋の通らない事、約束を守らないこと。これらも不条理なことかと。


 大規模な地震。家やビルの倒壊、火災、そして大規模な津波。自然災害、これは自然現象と言ってもいいかと思いますが、理屈はありますね。地震が起きるシステムも解明されています。

 その災害に巻き込まれ、亡くなってしまう方が楽と言えば楽なのかもしれません。自然の猛威にさらされ、偶然なのか運命なのか亡くなってしまう。生き延びる。

 生き延びた人の方がその時は良かったのかもしれませんが、これから、そのトラウマを引きずりながら生きていくことになります。ショック症状等てせ病になってしまう。阪神淡路震災ではそれがクローズアップされていました。


 自殺する人、その人にも死に値する大きな理屈、人によって価値観は違いますからなんでそんなことで。。。と思う人もいるかも知れません。でもその理屈により自ら死を選ぶことを否定する気はありません。



 が、その背景には、その人にとって不条理の沼にはまってしまい、そこから絶望し、そして闇の中に引きずり込まれてしまったのかもしれません。