2011年6月10日金曜日

アニメ 「人狼JIN-ROH」を見た

 押井 守原作・脚本のアニメです。押井氏の作品には好きな人・嫌いな人が極端かと思いますが、俺は好きな方の人間です。

 あらすじ 戦後の高度成長時期、本来の歴史であればそのまま成長するのですが、ここから物語が始まります。

 反政府運動の激化にともない自治警(普通の警察)とは別の機関として対テロ鎮圧組織として特機隊が作られた。その一員である「伏」は鎮圧中、通称赤ずきんと呼ばれるテロリストの少女と遭遇するが、少女は伏の目の前で自爆してしまう。

 せめてもと墓参りをしようとした時、その少女の姉と出会うのだが。。。

 政府上層部では、自治警と特機隊との摩擦により、なんらかの方法で特機隊の解散をもくろむ。存在自体不明である人狼と呼ばれる集団がいる噂も立つが。。。。

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 押井氏の作品に何故好き嫌いが出てくるのか。その作品にはどれも哲学的な思想があり、難解な部分もある。それを理解することに楽しみを見出せば面白いとなるし、全く理解出来ないとなると面白くないとなるわけで。哲学的な分、シリアスなアニメが多いです。それで脚本から外されたりしたことも。


 この作品の印象的なセリフ

「我々は犬(もしくは羊)の皮を被った人ではない。人の皮を被った狼だ」

「どんな物語でも大抵、狼は悪役だ」

「猟師が狼を殺すのは物語の話だけだ。現実は狼が人を殺す」


 その集団にいる以上、人を愛してはならない。人を疑わなければならない。人と深く接してはならない。それが守れなければ死ぬしかない。集団であるが、集団ではない。獲物を確実に仕留める一匹狼の集団。


 そこしか、自分の本当の居場所を見出せない人間もいる。孤独にしかなれない人間がいる。それを非常に上手く表現した作品だと思います。2000年の作品ですが、見る価値は十分にあると思います。感動的でも、哲学的でも。

一番イヤな報復 ~天上ネタ~

 昨日、夜ちょっと手動武技放置をしていたら、私怨かと思いますがPK(ゲーム内ではプレイヤーがプレイヤーを殺すこと)されたんですね。

 PK自体はそんなに顔真っ赤にするものでもなく、ゲームの仕様内でもあるため、そんな気にならないんです。

 ただ、私怨でもなんでもいわれのないPKをされたことは確か。その派閥の当主、本人に蜜して、今度見たら殺しますよーとシカトでもなんでも警告はしました。


 でも、ただ、そいつ殺して、貸し借りなし。でいいんですが、悪魔的な仕返しも多少は思うわけで。


 そいつは殺さないで、他の派閥員を殺し続ける。なんで?その派閥の人にPKされたから。

 自分で思ってもイヤな奴だなぁと。本人は生殺しで、他の派閥員が迷惑をこうむる。こんなやり方もあるわけで。そいつが派閥脱退するまでその派閥員を殺しまくる。うわ、最悪ですね。

 ただ、一番ダメージが残るのはソレだったりもして。まぁしないですが。敵、多いし。