2012年5月6日日曜日

花色絵の具と夕闇キャンパス -ユメミドリ-

シングルとなります。声高のボーカルに切ないメロが上手く絡んでいます。

 ライブでも感じた事なのですが、バックの演奏が非常にクオリティ高いです。テレキャスターの切れ味もあり、でもそればかりでは無く、ベース、ドラムも上手く、インストでもいけるのではないか?という感想です。

 そこに、メッセージ色の強い、歌、切ないメロディライン。刺さります。

01.夢花時雨
02.こやけ
03.君と三月

電子化。ねぇ

 初めて、アルバムをDLしました。RIVER(ロマンチック日本代表!!!)ミニアルバム2枚。

 ダウンロードだからと言って、別に音質が悪くなるとか、逆にジャケット製作が無い分、安くできるとか、メリットはありますが、感想として、どうも味気なさがの残りました。


 例えば本。新刊は表装だったり豪華で、高いですが、いずれ文庫本になったり。また今ではネットで小説が読める時代になり、前時代的と言っていいかもしれません。

 それは、現実起こっていて、CD、本の売り上げ が下がっているのは皆、既知かと思います。1000枚売れればオリコンチャートインとか。

 電子辞書ももはやカラー液晶で、何十冊もの辞書がひとつの電子辞書に入っていて、確かに便利と思います。でもこうも思う。「それで、身につくの?」とも。


 勉強でも、一部才能のある人は除いて、教科書だけ読めば100点取れるわけが無く、授業とかでも、ノートと鉛筆は持ってると思います。

 書くことで、その書いた内容を頭にインプットする。繰り返し書く事で、睡眠という記憶の整理から逃れ、身体に染みこませる。これは辞書なども然りなんじゃないかと思います。

 ネットワークが発達した時代、おおよその情報はネットによって得られますが、果たしてそれが身に付くか?と言われると疑問符は残る訳で。。。


 話しを戻します。車であればハイブリッドだったり、携帯であればスマートフォンだったり、時代は常に進んでいて、技術も進化しています。

 でも、今だにAE86は人気だったり、服なんかもそうかと。ビンテージと呼ばれるものが高かったり、高いのはやはり人気があるわけで。


 前記の考えでいけば、新品買った方がいいじゃんってことになりますが、何が違う?と言えば、いわゆる味だったりするわけで。これは趣向とも言えると思いますが。


 掘り進めれば、食器なんか全部プラスチックでいいじゃん。でも、器、箸にいたるまでそれの手触りだったり、彩りだったり見て、触って味わうものもあったり。


 音楽だって、今や、パソコンでも高い楽器やエフェクターと同じクオリティを出せる音は作れます。じゃあなんで高い楽器を使ったり、エフェクターにこだわってみたりするの?やっぱそこには味があるわけで。

 それで生演奏することで価値が生まれ、味もでる。それは果たして前時代的なのか?答えは否だと思います。

 本には本の、CDにはCDの。その中だけでもやっぱ手にとって読む、聴く。時代遅れと言われても、それにはそれの価値があると思います。


 今回DLしましたが、多分CD買うかと。好きだから。