2012年3月16日金曜日

二度目の襲撃で口笛は止む -ブルボンズ-

 2ndアルバムです。メロがパンク!!って感じではなく、カントリー?ロックンロール1980年代。な空気がします。

 が、歌詞は変わらず、ブタ野郎!!などと叫んでいます。

 ツインボーカルの良い部分。は前にも書きましたが、タクミブルボンとブンブンブルボンで全く色が変わる。それぞれが作詞した歌を歌っているのですが、それぞれのメッセージ性は同じようで違い、違うようで上手く絡み合っています。

 ライブでも、1st,2ndの曲をやる時はベースも指弾き、ピック弾きと使い分けてました。ベースの方はコーラスなんですが、上手いです。3マイクと言っていいぐらい、歌に溶け込みながらも、個性はしっかりと出ています。

 CDと同じ曲が出来るならライブでやる必要はない。という言葉が分かります。そんな1枚

二度目の襲撃で口笛は止む
01.ロックンロールガール
02.あの娘は死んだ
03.真っ黒な桶
04.ミラーボールの夜
05.言葉に音楽が
06.ブタロック
07.約束の橋

ホントに分かって言っているのか

栃木県県北で、除染を国費でせよ。とか、福島県中通りと同じ放射線量で汚染されている農家の方も被害者だ!とか、当事者でない人が言っているのを見かけるのですが、ほんとに分かっているのでしょうか?


 福島県産。というだけでレッテルを貼る人、食べて応援?そんなんおかしい。なんて「風評」が広がっているのは何故か?


 事故による拡散で、牛肉類など出荷停止がある物があるのも事実。その中でも安心を提供する為、あえて別の場所から物を取り寄せ、作り、売る方々。その上での事実として

 農作物は農協で、検査され、基準値以下の物が出荷されている。つまりは食べても安心な物しか出ていないと言える訳なんですが。


 では、今言っている栃木県県北の物産はどうなの?検査されてるの?福島県中通りと同じ線量なのに?と疑問が沸いてくるのですが。

 何故、検査されるのか。「特別汚染地域」として、18歳未満立ち入り禁止、大人でも飲食禁止。その周辺で作られた農作物。安全を確認する為に検査する。もちろんそこで引っかかった物は出荷出来ない。

 それと同等の措置を施して欲しいというのであれば、それと同等の行為をしなければならない。と思うのですが。

 栃木県で、そのような事例をニュースなどで見たことはありませんし、検査しているか?していない事。それはつまり安全であり、普通に出荷できるということではないかと思います。


 そんな中で、栃木県北は汚染されているから除染を。とか、中通りと同等の線量があるとか、それで栃木も中通りと同じ線量ですが大丈夫!安心です。というならばともかく、危険を煽るのであれば、それは「風評」という火種に火を付けたのと同じではないかと思います。



 まだ煙の出ないうちに。


環境省による発表

絶望の果てに立ち、口笛を吹け -ブルボンズ-

 1stアルバムです。オレの中のロックの考え方が変わって。。。。の変わる前のアルバムと捉えています。

 蒼さ、あります。パンクな部分あります。ただ、芯な部分は変わってないんじゃないかと。

 ライブじゃあまりやんねぇんだけど。と言ってました。がカッケェと思います。ブルボンズ特有の色。先にグリーンアルバム、NEXTを聞いたからでしょうか。過去との比較になってしまいますが。

 ツインボーカル、それの絡み合いも上手いと思います。パンキッシュな部分、ロックンロール的な物、ハーモニカ。自虐的とも言える、噛み付くような歌詞。新しい作品(といっても2010年ですが)より音の硬さといいますか激しさを感じます。良いと思います。

絶望の果てに立ち、口笛を吹け
01.自殺部隊
02.黙れハニー
03.男ら売られた世界
04.くちづけ
05.キミの犬になる
06.room107
07.発火装置に火を付けて
08.トンデラ
09.夜の彼方


物凄く攻撃的な歌詞。その中の思い。アルバムのタイトルの通りかと。