2010年8月18日水曜日

どこにもいないし、どこにでもいる

 ふと考えたこと。

 人間。人っていう字は、人と人が寄りかかってできた象形文字だってことはご存知かと思います。

 ただ、人間同士で、完全に理解しあえることは不可能であり、自分の思いが100%伝わることはないと断言できるわけで。

 そうすると、人間は未来永劫独りなわけなんですが、当然独りでは生きていくことなどできるわけもなく、かと言って、誰かと一緒じゃないと生きていけないわけでもないんです。

 助けてもらうこともあれば、助けることもあり、感謝することもあれば感謝されることもあり。助けてもらうってのも、言い方によっては、頼りにするだったり、甘えであったり、パラサイトだったりするわけで。それの逆もまた然り。それは自分で思うこともあれば他人がジャッジすることでもあり。

 ネットという世界が構築され、いまやドコにいてもコミニケーションがとれる時代。どんな姿でも老若男女関係なく、人なのか、そうでないのかもあやふやで。

 1人であって独りではなく、他人であって他人ではなく、人であって人でなく、どこにでもいてどこにもいなく、どこにでも行けてどこにも行けず、アヤフヤな世界の中で、感謝し、感謝され、助け、助けられ生きていく。そんな今もいいかなと。

 いいじゃん。人任せでも。その分人が出来ないことをしてあげれば。

 完全にとりとめもない話。スルー可