2012年2月28日火曜日

やっぱりなってみなきゃ分からないか

なんか前に書いたような気もしますが。世の中、皆自分が大切。それは別に構わないと思います。自分が一番。その中で、余裕があれば他の人に目を向ける。それでいいんじゃないか。と思います。


 が、またそれとは別の物もあって、風が吹けばなんたらではないですが、他人事でいると後々、痛い目にあうよ。というものもあると思います。


 最近で起きた、三つの震災。自分はどれも被災者ではないので、実際、どう思ったか。その怖さ、不安をいくら話されても、やはり自分事にはならず、実際、体験しないと分からない部分がある。そう思いました。


 が、その体験談を聞くことで勉強になったのは確か。地震における準備だったり。心構えと言ってもこればかりはその時がこないとどうなるか分かりませんが、何時来てもいいように。という気分を持っているだけでも違うと思います。



 今、問題になっているのは、福島第一原発の事故により、全国の原発が停止し、各所点検を行っており、慢性的な電力不足になっているということ。原発事故による被害の大きさは、今回の震災で甚大だと皆思っていると思います。

 その中には天災である、人災である。いろいろ話は出ています。大きな要因は地震に伴う津波。であり、その為、静岡の浜岡原発は、今後来るであろう東海沖地震で津波が起きた場合、それに対応しきれない。という理由で停止しました。これも供給という面では厳しい決断だったと思います。


 それで全国のほぼ全ての原発を停止し、ストレステストを行っている。そのストレステストをクリアしている原発もありで、各電力会社は再稼働の要請を出しています。が、なかなか再稼働とならず。


 国民の声もあると思います。確かに事故時のリスクは高い。が今現在、そうも言ってられない状況であることは、北海道電力、九州電力の火力発電トラブルによる、受給ひっ迫からも明らかだと思います。


 その中で、長期停止していた火力の再稼働や増強の要請も出ていますが、そちらの方が設備リスクは高いと思うのですが。。。おじいちゃんに24時間フル稼働は酷かと。で、トラブル。そっちの可能性の方が高いと思います。


 まぁこれも可能性であって、今年の夏が猛暑かどうかも分かりません。運良く冷夏でなんとか凌げるかもしれません。が、その前に、既に節電要求を出しているということ。

 個人では実感できないと思いますが、大きな工場などはかなりの痛手になり、その分それは従業員に回ってくる可能性も。それでも個人的には実感がないかもしれません。


 都が中電に、融通を要求しましたが、中電はそれは飲めないと。当たり前だと思いますし、なんてムシの良い話。と思います。中部電力自体、赤字決済で、かつ60Hzなら西日本が優先となるのは明らかであり。

 もう、埋蔵もなにもないんです。その現実を見ずして、声を出すのは分かってない方かと思います。



 ならどう分かるか。。。。一度、大停電でも起きないと分からないのでしょうかね。。。



 ちなみに、東北、東電を抜いても、今年度の赤字は、約5,000億円。これがどんな数字か。それが毎年続くとなると、ほんと傾きますよ。ライフラインが。で、どうすれば?