2012年10月10日水曜日

病院に行きました。

 月初めの土曜日が病院の診察日でだいぶ固定されていたのですが、2週間前ぐらいからずっと3~4時間睡眠が続き、それも相談しようとしたんですが、当日に限って、ちょっと休もう。。。なんて思っていたら13:30過ぎ。。。


 受付間に合わないじゃん。。。トホホなんて思い、次週へ延期しようと電話を入れた所、大丈夫です。との返答が来たので2分で準備して出発。つまり着替えただけ。


 なんとか到着し、受付を済ませ、喫煙所でタバコを吸っていたところ、となりに赤髪の若い人が。こんにちわーと挨拶され、返したのですがこの時点でこの若者は入院していると。


 と言うのは、入院している方はほぼと言っていいぐらい、誰にでも挨拶します。挨拶は最もやりやすいコミニケーションの1つ。回復へのプログラムの第一歩なんですね。そして必ず返します。返さないと挨拶した人は「無視された」 と思い、それが「自分が嫌われているから無視された」と変換してしまう可能性があるからです。


 通院で済んでいる方でも、そのように捉えてしまう方も多々いまして、挨拶したのに無視されたんですが。。。なんて看護士さんに話すことも結構目にします。


 そんな中、自分も髪を染めているので、若者の方が「バンドとかされてるんですかー?(棒)」と質問してきました。いやしてないです。ライブとかよく行きますが。と返答したんですが「ボクしてましたよー(棒)」とそこで会話終了。他の方が来たので。


 何故、(棒)と付けたのか。その方の発言には全く感情が入っていないんです。多分、自分との会話は覚えていないでしょう。そして左手首にはバンダナをグルグル巻きにして。指はピクリとも動かず。

 リスカで手の筋まで切ってしまったのでしょう。横向きで、動脈まで届かすには手首の半分は切らないと届きません。当然その前には筋肉だったり筋だったりあるので。自傷ではなく完全に自殺未遂。入院しているのはこの為ですね。


 いわゆる自傷と、自殺未遂にはベクトルは似ていても、大きな違いがあります。前者の場合、ほとんどはヴァーチャル。自分を傷つける(買い物や飲酒でも)ことにより現実逃避の1つ、またはストレスの発散方法としての物。生きている前提で行うんです。

 ただ、後者は言葉の通り、死のうという気持ちで、そのまま実行する。死が前提となっているのでそれだけダメージも大きく、また再発の恐れもあるので状態が酷いと入院するケースが多いです。自分の診察時間が人より長いのもその為です。自分はまだ軽く、運よく止めることが出来た。ただ、それだけなんです。


 キッツイなぁと思いつつも自分も人のことは言えないので、無言でタバコ吸って何時もの席へ。受付後ということもあり、外来の人はおらず、そこは楽チンでした。 ですぐに診察室へ。


 ここ数週間の睡眠不足の事を報告します。原因として考えられるのは、アニが今月手術を行うということ。命に別状はないと言っても、そりゃ心配にもなります。意識中でも無意識中でも。


 なので、アニはよほどでない限り大体事後報告なんですね。心配もストレスの1つなので。アニなりの配慮です。余計な心配をかけさせまいと。


 しかし、知ってしまったものは仕方ありません。で、それが影響していると。睡眠時間が短いと、当然体にも影響してきます。ここ最近の便秘もその影響であろうと。下剤でもいいんですが、もう薬はサプリメントでも見たくないので食物繊維の入ったお茶を飲んでます。と報告。


 それ以外はドクターの指示のとおりリハビリを続けていて、ライブに行ったりしていると。楽しい思いをする事が一番のリハビリではあります。が、それでも、行きたいと思うことが前提で、行かなきゃではいくら楽しくてもストレスの1つになってしまいます。


 ライブに誘ってくれるありがたいバンドの方もおりますが、自分の体調を見ながらスケジュールや場所を決めていること、なにとぞご理解を。いやほんとありがたいです。

 この状態を続けていれば、だんだん行動範囲や動ける時間も増えてきます。とドクターの回答。リハビリの方法としては正しいとのドクターの判断。食べて、動けば、眠くなる。これが基本です。

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 病院という場所は、行きたいというより、行かなきゃの部類に入るので、ハッキリ言って楽しい所じゃありません。むしろ具合悪くなったり、イライラしちゃったりと。それで帰宅するとそのままの感情だったりする訳で。


 丁度というわけではありませんが、昼間に病院延期しよーなんてツイートをしたら、ライブに誘ってくださった方がおりまして。イライラしながら家に帰るより、楽しんで帰った方が良いに決まってます。


 そしてライブハウスへと足を運んだのであります。。。。。つづく