2012年7月25日水曜日

体は正直

 よく、うつ状態になると、自分は、心と頭がリンクしないと称します。心では意欲があっても、体を動かす頭が言うことを効かない。逆に、休んだとしても、心に意欲が無ければ、何もする気が無くなってしまう。そんな事がよくあって。それで凹んだりもするんですが。


 動けないジレンマだったり、意欲がない自分に対する嫌悪だったり、負の螺旋にとかく入ってしまい、そこに衝動が入るとそれを抑えられなくなったり。


 自分的に、休んだり、散歩に心がけたり、PCいじったりと体力、気力をつけようとドクターの指示のもとリハビリをする努力をし、ある程度回復の兆候は見られてる。と自分でも思っていたのですが。



 週末から、友人が遊びにきました。2泊3日で目的は、ライブに行く。というものだったのですが、ライブは夕方から。空いてる時間を使って遊ぼうかーなんて話をしてたのですが。


 そりゃお客様なので、多少の(常識の範疇でのマナーとかね)気を使います。ただ、キツイのを隠したりするというのは、自分に対してウソつく。それはダメージとなって、自分に返ってくるの病を持っている方なら分かると思います。



 なので予め、自分が無理、キツイと思った時は休ませてもらうかもしれない。と言ってたんですが。だから気を使わなくていいし、自分もカッコつけずありのままでいると言ってたんですね。


 それでも遊びたいって気持ちはあって、場所がちょうど池袋だったものなので、早く行って水族館でも見に行こうかーなんて話もしたのですが。水族館好きなので。



 友人も賛成してくれて、スケジュールなんて話したりしたんですが、結果として動けなかったんです。その友人も。


 なぜか。心では気を使ってないつもりでも意識中、無意識の中でも、いわゆる頭ではいろいろと考えている訳で。無意識の中でも無理になってしまっている。のかな。なんて思ったり。


 これは、もうどうしようもなく。だって、頭が勝手に回るんだもん。友人が来るってことはすげぇ楽しみだったし、いろんな話をしたい。自分にとってまさに人間の根本のものだな。と思う「鉄コン筋クリート」の上映会したり。これは心では本音であって、そこにウソ偽りは無く。


 ただやはりまだ心と頭がリンクしていない部分ってのがあって、どこか緊張してたんですね。


 例えば。その友人が来ている間、いつもは快調なお腹でも、トイレで大きい方をしませんでした。ご飯は食べていたにも関わらず。便意というものが出てこない。

 真面目な話しとかすると、思った以上に気力を使って疲れたりするんですが、やはりいつも通り休んでもダルさが残ったりと。回復の兆しをみせていて、実際回復傾向にあるのは確かなのですが、まだ時間は必要だなぁと思った3日間でもありました。


 それはその友人にも同じことが言え、どこか緊張状態にあったのでしょう。ふとしたきっかけでスーっと寝てしまう。緊張の糸が切れたといいますか。意識的でも無意識的でも、どこかで無理をしてた時があったんだなぁ。と。


 自分も分かっているので無理はさせたくない。心は行きたいと思っても頭は眠い。だから意識を無くすように寝てしまう。それに対してどう思うか。体あっての物だね。頭が休息を望んでいるんだから、休む、寝るというのがベターかと思い。


 そのような無意識的緊張感を緩めるにも、無意識的無理を和らげるにも時間をかけてゆっくりと。それもひとつの勉強であり、急がば回れではないですが、少しずつ。それがいいんじゃないかと。





 これは病的アプローチで見たテキストなんですが、心で言えば、この3日間。いろんな意味も含めて楽しかったことは間違いなく、会って、話しして、楽しんでと、濃密な日だったことは、自分にとっては間違いなく。相手にも本音の部分でそう思ってくれたのなら、それ以上望むことはないかと思うところであります。