2011年10月30日日曜日

代償

 以前から書いています。今もそう思っています。


 「何かを得るには、何かを失わなければならない。」

 等価交換といいましょうか。それは時によっては「代償」という名にもなると思います。


 何かを得た時 何かを失ってしまう。もしくは無くなってしまった。そうとも言えるのではないでしょうか。


 喜怒哀楽。


 怒ること、哀しむ事を捨ててしまうと、その代償として、喜びや楽しさも失われてしまう。そんな気がします。



 いや、これは湿っぽい話ではなく。


 ツイッターで、元ミドリのボーカル、ギターの後藤まりこ嬢のアカウントをやっとこ見つけて、すぐフォローしたんです。そして、まりこ嬢主催のイベントがある事を知り。


 前に、何故ミドリが解散したのか。なんて事を書きました。ハジメタルさんのブログや公式ページにも何も書いてなくて。でも、パンクバンドが、気軽に解散~なんてできるとは思えなくて。


 それで調べたら、まりこ嬢が結婚していた。と。なるほど。と。


 まりこ嬢的にはハッピーかもしれないけど、ミドリ的にはどん底な訳で。なんてことを書いた記憶があります。自己納得でそしゃくしたのですが。


 フォローすると、最近のツイートが見えるので、ざっと見てみたら、相変わらずの言い回し。ステキ。真相は分からないけど、いい感じで生活してそうで。なにより。なんて思ったんです。


 ただ、その中で、あたしには今、ハードコアが足りない なんて呟きがあって。そりゃそうだわな。なんて思いました。

 ミドリの歌詞や、歌がホンモノであれば、DVDなどを見ても、痛々しいぐらいなまりこ嬢。魂が入ってるのがよく分かります。


 ただ、”愛”というものを得た代償として、ハードコア、何をもってハードコアとするかはそれぞれだと思いますが、ミドリの中のまりこ嬢の中のハードコアが無くなってしまった。と考えるとなんとなく頷けたり。


 歌が好きで、音楽が好きで、これからどんな音楽をやろうとしているか、ハジメタルさんなどはブログで発表してたりします。はてさて、まりこ嬢はどんな音楽をするのかな。と。


 心にも無いハードコアな音楽は刺さらない。なら、今のそのままのまりこ嬢を見せて、聴かせて欲しいな。なんて思います。その音楽が、刺さるかどうかは別として。



 愛を得た代償として、ミドリの魂が無くなってしまったのであれば、愛の詰まったパンクを歌えばいいと思います。歌詞書くの、難しいと思います。分からない。それを上手く歌詞に表現できない。あると思います。



 でもパンクなんてそんなもんじゃね?となんとなく思うのです。ハードコア。って例えるなら、パンクもラップもロックもねジャンルなんて関係ないかと。