2012年7月8日日曜日

一生続けられるモノ

 自分はスノーボードが好きです。21歳から始め、当時はスノーボード禁止なスキー場が多かったので、ヤナバスキー場ってトコに通ってたのを覚えてます。

 通った。毎週天気予報とにらめっこ。車中泊はもちろん。新潟、富山、群馬。いろんなトコに行きました。

 自由に滑る時の開放感。セックスより気持ち良い。ってのはウソではなく、病になってから更に感じるようになりました。パウダーの空を飛ぶような感覚。

 年をとってさすがに20m飛ぶとか、無茶は出来なくなりましたが、それ相応にスタイルは変われど、滑る=楽しいってことには変わりはなく。一生続けたい趣味であります。


 今年になって、ライブに行くようになりました。スノーボード同様、音楽も好きで、ライブハウスで熱い音楽を聴くのは酒飲むより酔えるっていうか、楽しめます。

 自分の好きなライブハウス。池袋admってトコなんですが、お世辞にも広いハコとは言えないのですが、その雰囲気だったり、これはもう感覚としか言えないんですが、好きです。ステージが近いので=バンドの方達を近くで見えるってのもあります。


 高さ20cmほどのステージと客席の差。てのはやっぱりあって、時にそっち側に行きたいというような羨ましい気持ちにもなってきます。いつか、そのステージに上がってやろうと楽器の練習時間が長くなったり。バンド組んでた時もありましたし。


 この音楽。楽器を奏でるってのも一生続けられるものだと思います。楽しいと思うことができれば。


 スノーボードも音楽も、それを仕事とする。となると話は変わってきます。どんな仕事にも「痛み」ってのは確実にあって。時に、やらなければいけない。もしくはやりたくない。なんて思うこともあると思います。

 その覚悟なしで仕事にしようとすると、どこかで絶対に失敗する。その上での楽しさってのは、趣味以上のものだと思います。


 この前、楽器屋さんに行った時、エフェクターを見たのですが、高い!2~3万が普通であって、楽器ともなるとそれ以上となります。

 それと同様、スノーボードも本格的となると、ギアの1つをとってもかなり高いです。通うってことを考えると、自分も、フェンダーのテレキャスだったり、レスポールだったり、今、プロの人が使ってる楽器を買えるぐらい使ったと思います。

 仕事であれば資格などに当たりますね。自分もその資格とるのに20万かかったこともあります。


 共通して言えるのは、何故そんな高いのを買ってまでするの?ってこと。 答えは簡単。必要だから。弘法筆を選ばずなんて言葉もありますが、いざって時は選びますから。

 音楽だったら、もっと良い音、自分のイメージに合った音を出す為。ボードだったらもっと早く、もっと高く、もっと遠く滑る、飛ぶ為。趣味であれば自己満足の世界に入るかもしれませんが、仕事となるとそれが必須となるわけで。


 仕事であれば定年だったり、ボードであれば引退であったり、音楽であれば解散だったり、仕事としては、いつかは終わります。でも、ボードも音楽も一生続けられる。趣味であっても。

 そんな一生続けられるモノを持つって、ハッピーなことだなぁと。


 自分は若い時、ボードにはまった。それこそそれを仕事としたいぐらい。それと同じ様、バンドマン達は音楽にはまった。そしてそれを仕事としたり。ベクトルは違えど、ソレに対する熱さってのは同じだと思います。だからライブが好きで、バンドマン、1人でも、好きで、応援したくなるんです。

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