2009年12月6日日曜日

カンフー

 風邪、ほぼ治りました。寝る時間はバラッバラでしたが、栄養と水分と休息でなんとか楽になってくれました。咳もなくなったし。

 最近、ディスカバリーチャンネルをずっと見てるのは前に書きましたが、オモロいですね。バカな事を真剣にやるのもいいし、ドキュメントもいい。何がいいって映像が綺麗です。これならハイビジョンでもいいかな。。なんて思います。

 そんな番組の1つに世界の格闘技道場破りみたいな番組があります。アメリカの格闘家が世界の武術を学んでいくという物なんですが、最近見た中に、香港カンフーがありました。

 ブルース・リーも学んだというこの格闘技は、基本、狭い空間でどう相手を倒すかというところに真髄を置いていて、空手のような一撃必殺というより、マシンガンのように攻撃し、相手を圧倒する。狭い間合いでその威力を発揮する武術です。

 パンチはボクシングというより、掌打に近い感じを受けました。体の中心から打つ。それによりバランスも保ちつつ重いパンチが打てる。そんな感じです。

 この武術は大勢に囲まれた場合のようなストリート的な要素もあります。そこでの一言。大勢で襲ってくるということは、1人では何もできない弱者ということ。気持ちで負けずに闘えば自ずと弱い部分が見えてくるそうです。攻撃こそ最大の防御。攻撃の中に防御があって、超近接で攻撃しつつ防御して相手のスキを見つけそこを突く。顔やボディなどではなく、急所を狙うところに実践的な感じがします。

 自分が思ったのは、まぁカンフーがやりたいってわけではなくて、大勢に囲まれた時の心構えみたいなのに、少し思うところが。

 大勢になると、なんか自分も強くなった気がする。弱い者ほどよく群れるなんて言葉もあります。ただの群れならそれは弱者の集まりなのですが、そこに強大なリーダーが現れるとその群れは一騎当千のごとく強くなることもある。ようは群れをまとめるリーダーの存在でチームはどうにでもなるということなんですね。

 で、ここでリアルを見てみると、まぁリーダーの少ないこと。先端恐怖性なのでしょうか。確かに先端の人間、引っ張ってく人間には労力がかかります。それを見て、すげぇって思う人はいると思いますが、俺にはちょっと。。。なんて思ってる人がほとんどなんじゃないでしょうかね。

 ファッションなんてそのいい例で、自分が奇抜な格好をするのはイヤだけど、みんな雑誌に載ってるような服装。この服装で個性をキメッ!なんて書いてあっても、もうその時点で個性ないし。。。なんて思います。

 自分の思いをなかなか言えない人もいると思います。それでもいいと思います。が、変えたいと思うなら言ってみなくちゃ変わらないし、自分で新しいのを作ればいいんじゃないかって。

 群れから出て見ると、その群れの小ささに気付いたりします。もっと大きい群れもあると思います。でも、孤立無援でしばらく歩くのも、悪くないと思いますよ。アグレッシブに。



 言いたいことのベクトルが変わるのは毎度のことさーベイベー

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