2010年1月9日土曜日

限りなく透明に近い青

 って小説があったとおもいます。読んではないんですが、そのタイトルにすげぇ惹かれてたり。

 スノーボードに行って、パウダースノーを堪能。時には転倒したりもするんですが、その時、見えるんです。

 水は無色透明。雪は白いです。だけどパウダースノーに手をボスッてつっこむと、奥の方がなんとも言えずキレイな青色に見えるんです。ずっと見てたいぐらいです。

 理屈は、なんで海は青いの?と同じで、可視光線のイタズラなんですが、それにだって神秘を覚えます。なんで透明から、青なのか。虹はなんで七色なの?その色が光の波長であれば、はっきり分かれてるんじゃなくて、赤から紫へグラデーションになっているんだとしたら、光の数は無限大ではなかろうか。

 人間で一番透明な時は赤ちゃんの時。そこから、成長という名の色をつけられて、人それぞれの色、味になるわけで。それは似てる人がいるかもしれないけど、絶対同じ人はいないわけで。

 その人の色、味をちょっともらって、別の色、味になる。それがコミニケーション。そのツールとして言葉があると思います。

 ただ、一方的に入れちゃったりすると、かえって両方まずくなったり、変な色になっちやったり。。。でも話し合いという調整で、今までまずくて飲めなかったのが、なんか美味しい味になったり。両方。

 そのコミニケーションの数が多ければ多いほど、調合は難しくなってきて、後から考えてみれば小さな事なんだけど、言葉というもので翻弄されちゃったりもしたり。

 でも、でも、その言葉の調合を繰り返したり、深くしたりすることによって、今までにない美味しい味や色になったりして。

 海の底は黒。光も届かない闇。でも、今は底でも少しずつ浮かんでくると、青にかわってきて、見る人を魅了するステキな青になるかと思います。


 なんか抽象的な話になったけど、話し合いって大事だねってことと、理解しあえればそれでいいってことです。

 注)底にいるからって、そこから掘ってもブラジルには行けないので注意しましょう

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