2010年3月25日木曜日

ネットの功罪

 以前俺は、愛するってこと、恋っていうことがどうもよく分からないってことを書いてきました。それはどんな人でもある一定の距離をおくからで、そうする事によって相手の気持ち、自分の気持ちを客観的、理論的に見え、話す時もある程度冷静に見えるからです。

 これはもう性格と言ってもいいかもしれません。自分がハリネズミだと思っているから。近づきすぎると相手を傷つけてしまう。自分も傷ついてしまうから。だから本当の友達っていうのはあまりっていうかほとんどいないのも事実で、心ほフルオープンした事っていうのはここんとこ全然無いのも事実であったり。

 時にはその孤独感に苦しめられることも。逆に楽な部分もありますが。ただ、ポツンと一人ぼっちの時は、誰からも声をかけられず、1人の時間を漠然とすごしている時、恐ろしいほどの不安感にさいなまれる時も。

 人間誰でも、心の深い闇の部分ってのはあって、ドス黒い、自分でも嫌だと思うことはあると思います。人間関係が深くなれば、それを見てしまう事ってのがあるかも知れない。もしくは見せてしまうかもしれない。。。それが怖いってのもあると思います。

 そんな時にインターネットというものは大変便利な代物で、簡単に人と接することが出来るツールだと思います。ネットの中には誰かしらいて、簡単に人と接することが出来るから。

 そこで仲良くなって、チャットからメール、今度はオフしてみようか。と除々に深くなっていってリアルの世界で人と接することもあり。まぁそこからは合コンとかと同じであってそこで初めて人対人になるかと思います。ようは出会いの場としては、こんな楽なツールはなく、それがネットの良いトコでもあるかと思います。

 でも、ネットとリアルのギャップっていうのは少なからずあり、誰もがネットの世界では自分を悪くいう人はあまりないと思います。そんでリアルになって会ってみて初めて分かることもあり。

 少しネット暦の長い俺もそれで痛い目にあったこともあり。だからチャットでもこのテキストでも自分の思ったことはできるだけそのまま書くようにしてます。それが悪い事、反感を買うことであっても。ネットで偽りの自分を作らないために。ネットとリアルのギャップを少なくする為に。

 閑話休題。今度はネットだけに焦点を合わせてみると、ネットの世界ではどんな人間にもなれたりします。良い人から始まって、痛い人、人を傷つけて楽しむ人まで。セレブな人から悲劇のヒロインまでどんな人にも。

 そんな中で簡単に出会うことが出来るっていうのは、結構怖いことだと思います。最初は良い人だったのにだんだん本性をむき出しになったり。文字だけでも簡単に人を傷つけるのは可能であり、実際痛い目にもあってきたし、そのまた逆も然り。

 ネットと言えど、それを判断するのは、自分であってある程度の自己防衛は必要だと思います。俺がミクシでマイミク増やしたくないのはその一つだったりします。自分で探すのもよし。こいつ合わないって思ったら整理という名の切捨ても自己防衛は必要なことだと。

 既にワールドワイドに繋がってるネットの世界。楽しい事もあれば怖い部分もあるってことを知らない人には知って欲しいです。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ネットって楽なようで
実は大変のよね~