2010年8月6日金曜日

一朝一夕でなるものではない


 久々に、東方星蓮船をクリアしました。えぇ。もちろんイージーなんですが。聖さんのBGMは何度聴いても良いですね。でもミュージックBOXで聴くより、やっぱり弾撃ちながら必死に弾幕避けて聴く方が雰囲気も出ますし熱くもなります。

 ってか、最初、友人が東方をやり始めてそれを見てるだけだったんですが。で、実際やって見ると難しい!こんな弾幕避けれるかYO!なんて思ってたんですが、練習をするにつれ、だんだん弾が見えてきて、初めてクリアした時はガッツポーズしちゃうくらい嬉しかったのを覚えてます。

 なんで嬉しいのか。やっぱ何度もチュピって、少しずつ次に次に進んでいってやっとクリアできたという過程があったから、その嬉しさがあったと思います。

 慣れてる人ならすぐかもしれませんが、努力を重ねた結果の、やっぱこの感情は一朝一夕では出ないものだと思います。

 ってか、これってリアルな世界でも言えることで、今の自分っていうのも30年以上かけて造ってきたものだし、今ある人間関係や信頼とか、やっぱこれも一朝一夕で出来るものではないと思います。

 時にはぶつかることもあったり、耳の痛いことを言ったり、言われたり。それでも互いに理解し、少しずつ育ってきて、今がある。その土台は、パッとなった関係よりも固く、根が深いものだと思います。

 そんな関係になれるのはなかなか難しく、時には我慢や妥協も必要かもしれません。ただ言えるのは、その人、自分に芯があって、それはゆるぎなく、でも相手の気持ちを理解し吸収していくと、だんだん考えの芯の部分が同じであったり、言ってることに対して納得できるものが多くなることだと思います。

 一番大事なこと、相手がどう思っているか。それが重要であり、理解してもらいたいから、自分なりに頑張って説明する。長くなってシツケーなんていわれるかもしれませんが、それも反省点の中の1つだったりするわけで。

 そんな思いの人が、出会いの媒体はどうであれ、集まってくれば、時がたつにつれ、「仲間」としての信頼性、ベクトルの中、ってかいろいろいわんと楽しくなるわけですよ。ココロがハッピーになるわけですよ。

 そこで金つかった?別にいいじゃん。その使った分以上の楽しさをもらってるから。友人が役所に行く時、距離があるので車を出すんですが、別にうどん目当てで行ってるわけでもなく、暑い中、電池も切れること、ようは相手のことを考えれば、車なんかすぐ出しますよ。

 それが、俺は自分を回すことだと思っています。自分の信じることで行動していると、いつかどっかでそれが回ってくると思います。何時になるか?そんなん知りませんし、それが何かなんていうのもどうでもいい話なんです。

 ただ、自分はボランティアは好きじゃありません。動いた分、なにかしらの対価を欲する「邪」な人間なんです。だから、例えば俺が宝くじでも当たって、ロシアのマンホールで暮らしてる子供たちにボルシチ作ったとして、どっかの市長から賞をもらうより、オッチャンありがとう!って子供たちの満面の笑みの笑顔の方がよっぽど嬉しくて美しいものと思います。

 いろいろな願望、欲望、目標、夢、いろいろありますが、簡単に出来るようなものだったらそれは夢とか目標とかにはならないと思います。時間のかかり具合はあれど、頑張って、もがいて、苦しんでやっと手に出来るものと思います。

 人間関係に的を絞っても、そんなすぐに親友と呼べる人になるわけでもなく、密度の濃い話とかして、やっぱそれも相手が何を言いたいのか、理解する努力をして、それを少しずつ積み重ねて初めて強固なものとなると思います。

 別にいつでも深刻なわけでもないから、バカ言ったりつっこんだりもしたりしますが、俺は、友人が来た始めの方、2人で、朝、明るくなるまで話し込んだことを、今でも鮮明に覚えています。

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