2012年1月29日日曜日

で、青春っていったいナニ?

青春っていうと、なんか♪思春期にぃ~少年からぁ大人にぃ変わるぅ♪なんて、少年少女時代の事のように思われがちですが、昨日のライブ、青春プログレナイト。バンドの人達は皆、大人。それを見に行く自分もいいオッサン。

 じゃあ貴方達の言う、青春ってナニ?って疑問が出てきたのは前記感想にも書きました。そんで、青春ってのをwikiで調べてみました。

~~~~~~~~
青春とは

元は春を表す言葉である。古代中国の五行思想では、「春」には「青」が当てられる。同様に、「夏」を「赤」、「秋」を「白」、「冬」を「玄(黒)」に当て、それぞれ「青春(せいしゅん)」、「朱夏(しゅか)」、「白秋(はくしゅう)」、「玄冬(げんとう)」という。

これらは季節を表す言葉であり、これが転じて、日本では特に「青春」について人生における若く未熟で、しかしながら元気で力に溢れた時代を指すようになった。
~~~~~~~~

 色と同時に、何か浮かびませんか?四神と呼ばれるもの。青龍、朱雀、白虎、玄武。龍のように、上へ上へ。逞しく、そして美しく。

 ただ、龍は、上に行くだけではなく、時には下へ。波のように。


 まぁそれが関係するかは分かりませんが、”若く未熟で、しかしながら元気で力に溢れる時代”を「青春」と言うのであれば、そこに年齢は関係なくなります。


 学生でも、社会人でも、友達との間でも、言いたい事が、言えなかったり、出る杭は打たれる事を恐れたり、間違ってるよ。と言えなかったり、聞けなかったり。その後に来る、後悔にも似たジレンマ。


 退屈な授業だったり、嫌な仕事だったり、皆と違ってたり。。。フリをするのは簡単だし、他に流されるのも簡単だけど、なんかそんな自分が許せない。そんなんも青春だったりする訳で。


 社会に出ると、ほんとに出る杭は打たれ、いわゆるオトナになる方がほとんど。でも、それでも白いモノを黒とは言えない。でも出る杭になる人。凹むまで叩かれる。


 言いたい事があるんだけど、その思いを伝える勇気が出ない。皆と違うけど私はこうだ、それを貫くにも勇気がいて、間違っていると言うのも凄く、凄く勇気が必要で。

 それを代弁する方々が、今回におけるバンドなのではないかと思う。


 バンドをしている人達。社会的に見れば、非生産的かもしれない。でも自分の芯、バンドの芯を強く持ち、あえて出る杭になる。どんなに打たれても決して折れない太い芯。


 そのバンド、演奏する人達だって、いろんな生き方してるから、表現の仕方もいろいろ。プログレだったり、パンクだったり。でも、青春の代弁者であることには違いなく。


 でも、そんなバンドの人達だって、苦悩する。今回の主催「ナミダロジック」。解散から10ヶ月たって、やっと片鱗として出た、新人バンド。

 その10ヶ月の間、どんな気持ちでいただろう。いくら美味いもん食べても、いくら酒飲んでも、ココロのどこかにチクリとするものがある。楽しい過去を思い出す。そこから新たに作る時の、勇気は並大抵じゃないと思う。


 他のバンドの人達だってそうだと思う。楽しいばかりじゃない。曲が思いつかない。。。歌が出てこない。。そうなってしまったらどうしよう。。。痛みは必ず、誰にでもある。


 そんな痛みの中から、逃げ出したくなるような勇気出して、ステージに立つ。緊張もする。失敗したらどうしよう。いつもつきまとうと思う。それでも歌う。奏でる。歌おう!奏でよう!と思う。それこそ「青春」そのものなんじゃないか。と思う。


 「お前らの青春をプロデュースしてやる」の、お前らというのは、ナミダロジック自身も入っているのではないか?プロデュースするのは、聴く自分達。歌の中で共感する替わりに、その反応は嫌でも返ってくる。時には、痛い時もあると思う。


 そんな時に、応援する人達、激励する人達、叱咤する人達、そんな人達が、勇気を与えてくれるんじゃないか。やりたいだけ、音楽だけやりたきゃスタジオでやればいい。どんな曲だって、自己満足で済む。批判も何もない。でもそうじゃない。


 と、なれば、ナミダロジック自体が「青春」なんじゃないかと思う。それをプロデュースしてやるのは自分達ではないか。と。それでナミダロジックが振り絞った勇気と溢れる元気で、自分達も「青春」をプロデュースしてもらう。


 その中には、老若男女、年齢性別、全く関係ない。心の中の自分がどれだけ「若く未熟で、しかしながら元気で力に溢れ」ているか。それが大切なんじゃないか。


 そう思えば、一生、「青春時代」なんじゃないか。と思います。これが自分の言う、大人とオトナの違いじゃないかなと。




 KY?空気読めない?ならその空気変えてやんよ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

四季は巡る。


青春もまた、巡る。


「輪廻」という形で。

hina666 さんのコメント...

これが青春っていうもんなら

俺は死ぬまで青春でいたいなw