2009年12月27日日曜日

シーズン開始!とその前に

 年末も近くなり、いよいよスノーボードのシーズンになってきました。以前は新作をとっかえひっかえだったのですが、最近になりってかかなり昔からですが、良い物を長く使おうって感じになりました。

 っていうのは、金がないのもそうですが、おお!すげぇ良い!って思ったギア以上の物が売ってないっていうか、あんま新品に興味をそそられなくなったって感じでしょうか。でも当時のハイエンドなモデルを使用してるので、金はかかってるか。。。良い物は長く使えるもんです。

 でも、ギアも手入れをしないと、ダメになってしまいます。特に板。エッジの錆びだったり、ソールの酸化や変形などです。通常、立てかけておくのがいいです。でワックスを塗りっぱで、ビニール等のようは買った時の袋に入れておけばだいぶもちます。

 で、シーズンが始まる時に、普段であればお店でチューンとかしてもらうんですが、自分は自分で手入れをします。昔長野にいた時は会社の倉庫でやってたんですが、東京はスペースがねぇ。。。ってことで仕方なく店に頼んでたんですが、今は出来る。むしろやりたいってことで、今日、ワックスかけて見ました。ここでワックスのかけ方を披露。ホットワックスの手順です。


作業場。通称キッチンです。キッチンの役割は果たせません。ワックスが床につくのを防ぐためブルーシートを張ってます。で会議用テーブルにボード作業用の台。吸盤が着いていて、板を固定できるんですが、ステッカーとか貼ってあるのでくっつきません。ただ、安定するので作業はしやすいです。

05モデル バートン カスタムX156cmです。ほんとは152cmあたりが適正(パークで回せたり、パイプとかも)なのですが、フリーラン主体におくとちょっと長めがいいです。パウダーにも突っ込めるし。


まず、金属ブラシで、昨シーズンのワックスを取り除きます。それと同時に板に細かいキズを着けて、ワックスが入りやすいようにします。

ワックスの粉は、キッチンペーパーでふき取ります。キッチンペーハー、便利です。タオルなど、繊維が板に付かないし、汚れを取ってくれるので。結構必需品です。




アイロンで、ベースワックスを塗ります。REDのアイロンを愛用してます。温度はワックスによってです。自分はR≒0のワックスを使ってます。

これは自己流ですが、アイロンが温まる間、ワックスを板にすりこみます。薄く濡れるので。たくさん塗ってしまうと落とすのに時間がかかるのともったいないので、ここで腕が試されます。アイロンは随時動かします。板を熱しすぎると、ソールを痛めたり、更には変形までしてしまます。

塗り終わったら20~30分、乾かします。飯。


スクレーパーで、ワックスほ剥がします。こちらもREDのスクレーパー。使っていると、刃が丸まってしまうので、磨ぎ器を使ってシャープにします。これもコツがあるんですが、慣れです。ザクザク剥がします。







ある程度剥がしたら、ブラシで更に落としていきます。ベースワックスは出来るだけ落とします。ビンディングを着けていると、ネジの部分が残ったりするので根気良く落とします。細かい粉状の物はキッチンペーパーでふき取ります。

ブラシは一方向に動かします。往復させてしまうと、逆に塗りこんでしまい、落ちません。



終わったら滑走ワックスを塗ります。手順はベースと同じです。ベースワックスだけでも普通になら十分滑りますが、滑走ワックスによって更に滑るようになります。

滑走ワックスは、行くスキー場の状況に応じて塗り別けるんですが、別にプロじゃないんで、あと群馬なのでそんなに厳しい寒さにはならないので-3℃~-7℃の滑走ワックスを使ってます。でもこれで長野の高地とか、北海道とかすげぇ寒いトコ行くと、逆に滑らなくなったりもします。違いが分かります。

 大会とかに出る人はその上に通称魔法の粉と呼んでいる1回限りのたっかいワックスを塗ったりもします。

 2時間程度で工程完了。明日にでも行けるせぜぇ~~~!ってか。。。雪降ってないんだけど。。寒いわりに。寒くていいから、冬型気圧配置カモーン!雪カモーン!スキー場だけでいいから。

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