2010年1月12日火曜日

足しゃいいじゃん

 「覆水盆に帰らず」という難しい言葉があります。一度こぼれた水はもとには戻れないってそのままなんですが、一度とった行動は、結果、元には戻せないって意味ですね。

 言葉で失敗すること、たくさんあります。実際俺も軽い一言が相手を傷つけてしまったことも何度もあり、その度に自己嫌悪。なんであんな事言っちゃったかなぁ~。。。なんて落ち込んだりもします。

 その度に、言葉の難しさを実感し、どうすれば自分の思う事が上手く伝わるかな。って考えたりもします。そもそも、その会話の中には、悪意があってするものではないってことが前提であると言うこと。

 友達と会う時、何も相手を傷つけようなんて思いながら話す人はいないと思います。なんかの話の流れで、なんかのひょうしに出てしまった言葉が、自分からすれば悪気の欠片もない言葉が、結果として傷ついてしまった。それって、正しかったとか悪かったとかじゃないと思います。時には致命的になってしまうこともありますが。

 最初の言葉に戻して、皿に穴が開いてしまったのであれば、いくらフォローしようと意にかいすことは無く、元の関係には戻れない。そのままオワリ。

 でも、皿さえ割れてなければ、水を足せばまた水は満ち満ちて、また、笑顔で話せると思います。その為には、また話すこと。

 話すことに自分は、強く重きをおいています。眼は口ほどにものを言うというのもありますが、別に俺、テレパシーなんて使えませんから。話さにゃわかりませんから。

 話して話して話し倒して、自分の思いを話し、相手の思いを聞き、無理強いはせず、流されもせず。マジメな事を話す時は、客観的な自分をつくるのも手だと思います。冷静に自分の言葉を選べ、相手の言葉を受け入れることが出来ると思います。

 自分の主観を押し付けないってのもあると思います。人にはそれぞれ、生きてきた経験があり、その経験から「自分」というものを作ってきた。そこにはやはり自分という柱があるから。それはどちらが正しいとかではなく、それぞれが、それぞれだから。

 自分で何を言っているのか分からなくなることもあります。このテキストも然り、いったいナニが言いたいんだ?ってテキストのベトクルが変わることなんてザラで、まぁそれもいいかな?なんて思いながら書いているんですが。

 馴れ合いも好きじゃないし、軽々しい言葉も好きじゃない。頭で思いを一周させて、自分の思いが上手く伝わるよう、相手が笑顔になってくれるよう、また話をしよう。

 っつか、ニホンゴムヅカシイネ

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