2011年2月11日金曜日

ネムレナイ

 昨晩、カラーで見るインドシナ戦争って番組を見たんです。戦争物には慣れてるつもりだったんですが、いつも飲んで寝る眠剤+ロキソニンでベッドに入ったんです。

 でも、やっぱ映画とリアルは違いますね。事実は小説ょり奇なり。じゃなくて、事実は映画より残酷であると。

 結構刺激の強い映像が入っているんですが、拷問されてる人、捕虜になって民衆から殴られてる人は本当に痛い。それこそ殺してくれと言わんばかりに。そして、死んでる人は特殊メイクでもなく本当に死んでいる。

 それを40年以上。フランスの植民地だったベトナム、そこからの独立。そして北ベトナムと南ベトナムに別れて統一を巡っての争い。そこに入ってきたアメリカを主とする諸外国。どちらも悲惨なことをやったりしていることを当事者が語ったりするんですが、ウソではないでしょう。原爆被害者がさも大げさに言うことがないように。

 村を見つけては、村民=ベトコンと決め付け皆殺しにする。捕まえた人をゲームのように拷問、処刑する。女性をレイプし、乳房を切り取るetc

 北は北でまさに人海戦術。アメリカの最新兵器にはドロ臭いゲリラ戦、死をいとわない戦い。被害者は北ベトナムが18万人、南ベトナムが4万人、アメリカ兵が1万4千人とのことです。

 23万人強の犠牲者に加え、カンボジアへの爆撃、有名なポル・ポトの大虐殺。それらは事実であるということ。やはりいろいろ考えちゃいますよね。

 どっちも正義と主張し、死体の山を築く。男性も女性も。自分の領土を”守る”ため”攻める”今も変わらない、力と言う名の正義。じゃんけんで決めろよ。と本気で思ったりします。

 で、やっと寝れたってゆーか最後に時計を確認したら5:00。夢の中?なんだか誰かのイビキがうるせーなぁ。。。って夢を見たと思ったら俺のイビキでした。夢だ。多分夢だきっと。

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