2009年10月28日水曜日

頭と心のネジが足りないのです

 と思う時がよくあります。思考回路はマトモだと思っていてもそれは主観であって、はたから見ればヤバイ人間なのかもしれないし、それを計ることはなんも出来ないのも知ってる思考回路の持ち主ではありますが。ここから変ですね。なんかエヴァっぽいですね。

 自分が好きというか、大事です。一番大事です。手首を切ったのも、自分が楽になりたいからという理由で誰かを困らせようとか、そんなん何もなくて、自分本位でしてたんです。

 愛っていうのを知りません。ってか理解できないのは、やはり自分が一番大事と思ってるからでしょうか。とりあえず、俺が体をはってでも守りたいって思うのは今のところ、小僧だけ。小僧のためなら死ねるかもしれね。って思います。でもこれが愛なのか?って聞かれたら不明。責任感かもしれないし。

 なので誰かに不幸なことがおきようと、客観的にしか思えず、例え俺の親が死んだとしても涙が出るかわからなくて、悲しい気持ちになるのか、それも不明。

 こんな自分だから、誰かを本気で愛するってことは一生出来ないかもしれない。友達とかがハッピーになるとそれは嬉しいこと。それに対して俺が何か出来たんなら、自分もなんかハッピーな気持ちになります。

 ただ、それはただの自己満足であって、他人に向けるものでもなく、俺がハッピーな気持ちになりたいから友達とかの力になりたい。そう思うんです。その人の為じゃないんです。

 趣味がスノーボード。みんなで行けば、そりゃ楽しいこともあるけど、そもそもボード自体1人でするものであって、一番開放されるのは1人で好きに滑ってる時。山の頂上で、景色を見ながらタバコを吸ってる時。それ以上開放する為に、その隣に誰かがいるってことが今の俺には考えられないってか想像もつかないんです。

 そんな俺だから、どうしても一線ひいてしまう。それがいい事に繋がる場合もあります。相手の言う言葉を客観的に捕らえ、理解し、回答する。そこに自分の主観を押し付けない。争いもおきない。争う理由がないから。

 前にも書いた気がしますが、人は皆、孤独であり、自分という壁が四方にあって、糸電話みたいなもので誰かとコミニケーションを取ってるんじゃないかと。仲良くなれば糸電話からパイプになったり。だんだん太くなる。

 そのパイプがいよいよ太くなって、その人の壁を通り抜けられるようになる。これが愛するってことなのか。孤独という壁を通り抜けられれば、2人で1人にもなれるし、1人でも、遠くにいても邪魔があっても一瞬で繋がるというか、重なることができる。のか?

 未だ俺はそおいう人に出会ってないのか、自分で壁を厚くして見えてないだけなのか。見てないのか。自分だけを見てると、周りの人なんて見れるわけないか。よく分からない。愛し、愛される人を見るとうらやましいって思うこともある。多分解決策はないと思う。そんな俺にいったい誰がマトモだと保証してくれるのか。それはもう自分しかないじゃんっていう無限ループ。

 病だから?ネジが足りないから?多分違う。そんな人間であって、そんな生涯となるんだろな。この世に神様がいたとして、俺を産んだ時、ちっとそこのパラメーターを忘れちゃったんだろう。

2009年10月27日火曜日

時間が解決してくれる

 という難しい言葉があります。すげぇ曖昧かつ端的に物事を解決させてくれる言葉ですが、それじゃいったい何時まで?と聞かれると非常に困る代物です。

 病の場合、それが幾度となく使われるんですが、これがまた非常にやっかいで。

 うつ病と時間というのは繋がっていて、うつの原因となるストレスに晒される時間が長ければ長くなるほど、回復する時間もそれだけかかります。二等辺三角形みたいなものを想像してもらえばわかると思います。頂点である場所がストレスの原因が無くなった時です。

 ただ、ストレスの原因が無くなったとしても、日常のストレスやいろいろな事があると、自分の心のプールから水が溢れてしまい、うつ状態、すなわち堕ちる状態になってしまいます。

 それが復活する時間、それはその事象によるんですが、外傷とかと違って、何時収まると言えないんですね。スッと収まる時もあればいつまでも停滞することも。

 台風に似てるかもしれません。進路や速度、強さはそれぞれ。すぐ通過する場合もあれば停滞する時もあり、風だったり、雨だったり、弱かったと思えば急に強くなったり。。。

 そんな時、人は普通どうするか。雨戸を閉め、台風が通り過ぎるのをジッと待つんじゃないでしょうか。どっかのふざけた輩が津波に飲み込まれる場合もありますが、それをかわいそうと思えるでしょうか。バカだろってのが普通かと。

 それは自分でも他人でも同じ。じっと通り過ぎるのを待つしかなく、家に居て、最低限の外出しかしない。それの心版なんです。予報無し。予測不能の。

 いろいろなクスリの力で台風の勢力を少し弱めてるんです。ただ、無くなったわけじゃないんです。クスリだけじゃなく睡眠だったり、お酒だったり、普通の人も少なからず絶対にあるんです。ただ、普通の人は通過が早いだけなんです。俺ら病な人はずっと停滞しちゃうんですね。

 天気予報だったらある程度のめどはつくかもしれませんが、心の台風はそうはいかず、予測不可。いつまで停滞し続けるのか自分でもわからずじっと固まって過ぎるのを待つんです。


 ただ、1つ言えるのは何時かは分からないけど台風と同じくいつかは通過してくれるということ。雨があがったからってすぐに晴れるわけではないけど、何時かは必ず晴れて、透き通った深い青空が見えてきます。

 それまでは、じっと、じっと待つ。青空なんかこないと待てなかった人が去年で3万人強。

 そう信じないと生きてなんかいけねぇ。

 別に植物人間じゃないから、何時かは晴れてくる。それを待てるか待てないかは、自分だったり家族だったり愛し、愛される人だったりの心次第。信じるって言葉も心から生まれてくるもの。数値化不可能、科学的解明不可能の心の中から。

2009年10月26日月曜日

堕ちてる時

頭が痛い

誰とも話したくない

動きたくない

誰にも理解できないと思う

生きる理由が見つからない

衝動が突き抜ける

寝たくない

生きていたい

死にたい

何もイイタクナイ

なにもキキタクナイ

ナニモミタクナイ

キエタイ



 そんな感情がごちゃまぜになります。時間が解決してくれますが、何時戻るかは時間に聞いて欲しいです。

 その発散方法のひとつとして、このテキストを書いてみた。

2009年10月23日金曜日

痩せたと言われる

 今日、会社の面談になりました。前々からリクエストしてたのが功を奏したのか、産業医が精神科医になってました。ナイス。

 で、面談自体はスムースに終わったんですが、今まで3ヶ月に1回だったのが月1になってしまったってゆーかそれが普通らしいです。ダル。

 まぁ3ヶ月ぶりに会社の人と会ったんですが、ひなくん、ちょっと痩せた?って聞かれました。ってか前に美容院行った時もそんなこと言われたな。。。どうも顔がシャープになったみたいです。

 でも、俺自身、凄い裏腹なんですが。っていうのは、体重を量っても体重に変化がないからなのです。

 まぁ顔の脂肪なんてたかがしれてると思いますが、その顔の脂肪(筋肉であってほしい)がドコにいったのか。。想像したくねぃって言っても現実は残酷なもので鏡見れば一発なんでしょうが。

 俺的食生活、かなり不規則です。1日缶コーヒーだけですごすこともありますが、基本1日1食だったりします。でも、手元になんかあれば食ってしまいますが。

 その1食は、他の人から見れば食いすぎじゃね?なんて思われるくらい食ってるかもしれません。食欲が満たされるまで食ってる、そして寝る。まぁ外で食べたりもするので、散歩はしているとしたいと思います。

 でも1日トータルの大人の消費カロリーよりは摂取カロリー少ない気もするんだけど、運動もチョコチョコだけどやってるし。わかんね。ってか別にいいや。

 食べたい時に食べ、眠い時に寝て、気が向いたら外に出たり、やりたいことやったり。生活に関わる全てのストレスを減らしてる生活です。これは療養なのです。




 ああ。。。また説得力が。。。

2009年10月22日木曜日

。。。。。腐化?

 なんかマイルームがおかしなことになってます。否、してます。

 近所のコンビニに行ったところ、なんかのオマケの余りを無料でお1人様2個までどうぞって書いてあって、友達がスチュワーデスのフィギアを2個くれました。その後俺も行って、2個追加、そうなると、なるでしょ?ね?コレクターの血っていうんでしょうか。なんか集めたいみたいな。

 夜にまた行って2個。全部で10種類あるみたいですが他の種類のものはありませんでした。ヲタなら草の根分けてでもコンプリート×3個(観賞用、保存用、自慢用)集めるんでしょうが、別にそんなやる気もないんで、コレクト終了。

 で、ひとまず部屋に飾ってみたのですが、今までのシッブーイ(自称)部屋からなんか一気におかしな部屋になっちゃったような気がします。俺はマニアかもしれんけどヲタじゃねぇ!と思っているのですが、なんか足元が崩れたような気が。。。

 そのオマケ。ANAの年代別スッチー制服フィギアコレクションらしいです。その裏はパンクとかHIPHOPとかのCDですよ。アニソンじゃないですよ!信じて!







でも


秋葉原に行った時、メイド喫茶に行った時のメイドルの写真が。













ああ。。。。説得力ねぇ

2009年10月21日水曜日

鯖クラッシュ

 今日から、ってか昨日からなんですが、天上で7周年記念イベントが始まったんですが、はいヤッチャいましたね。神官はいなくなるは、鯖落ちはするわ、幸い自分は神官がいなくなる前に会話することが出来たので、馬を狩ることができました。メンテ後はタゲ取れるかはワカラン。

 ただ、交換した物の情報を得たところ、さほどウヒョとなるものも無かったんで、別にいいかなーなんてことも思ってます。371個集めたしね。(7個で1回交換可能)

 で、盟主イベ中、なんの告示も無く鯖落ち。否、こりゃもう壊れかけのレディオぐらいの調子かもしれません。まぁそんなもんですね。いいです。もう。

 今日、病院行ってきました。調子は相変わらず。ただ、良い方向には逝ってるようです。時間の関係で少しの診断でしたが、なんとなく。人にはワカランと思うが。自分でもワカランけど。

 久しぶりに吉田のうどんを食べました。相変わらずウマー。桜肉だけにウマー。死んだ方がいいですね。

 運転、ちょっと疲れたのと、鯖ダウンでテンション落ちました。こんな時は寝た方がいいですね。

 夕焼けがいよいよ秋の空になってきました。夏の空とどう違うんだと言われると困るんですが、やはりなんか深い感じがします。雲とか、秋色って感じで。

 で、明日は何をしようか。何もする気がしないのはなんだろう。ってか俺に何があるのだろう。孤高に生きようと思ってもその高みへ登る山が見当たりません。明日になれば、空は晴れて、山が見つかるか。わかんね。見つけたところでまぁ、麓にも行けませんが。

 ひとまず、寝よう。俺的に、睡眠は、ヴァーチャル死だと考えています。肉体と魂が分離して、ワケノワカラン夢を見てもそれに肉体は反応せず(反応はするが自覚がない)心だけがフワフワと浮かんでは消えて、暗くなり、また明るくなってはフワフワと。

 なるべく楽しくフワフワとできますように(祈

2009年10月20日火曜日

Uのおもひで ~act.2~

=不信の片想い=





あんたがドアを閉じ鍵をかけたら
今まで知らんふりでやってた『友達』をかなぐり捨てて、音が響き渡るくらいのキスをする。
玄関で抱き合ったまま靴を脱ごうとすると、膝と膝ががんがんぶつかって、
邪魔でイラついて少し楽しい。
一旦離れてそれぞれ靴を脱いだら、広くない部屋を急いて奥まで。
雪崩れ込み押さえ込み。

お互いに加減なんてできない、
どっちがどれだけ相手を気持ちよくできるかみたいな、落下速度を競う勝負の開始。

ボタンが面倒くさい。これも一種の焦らしかな。
肌が露わになった瞬間の震えは歓喜。
空気に触れてゾクリ、指が触れてゾクリ、唇が舌が、

全てが晒され舐めつくされ侵食される喜びに、背骨の芯を通って全身が震える。

オレの肌はヘンに生っ白いから
あんたはそこに吸い付いて噛み付いて赤い痕をこれでもかってつけるのが好きらしい。
そんでオレはあんたの肌が滑らかで気持ちがいいから
どこもかしこも撫で回して舌を這わせるのが好き。

そんなとこまで。こんなとこまで。






もう、どっかに行っちまいてぇな。オレとお前以外誰もいない所。

並んで歩く道すがら、時折あんたはそう呟く。
青も緑も鮮やかに映る陽のもとで。
或いは夕暮れ時、頼りなくコウモリが羽ばたくのを見ながら。

そしたら今よりもっとずっと、お前に言いてぇ時に言いてぇことが言えるのに。

街中でそっと手を繋ぐのは小さな犯罪
仲の良過ぎる友人と恋人の違いは天地ほど
世界は広く見せかけて不平等で否定的
明るみに出れば失うものは限りなく
秘する苦悩がなくなることは、果たして得るものと呼べるのか

最終的には、お前さえいりゃあいいよ。
そう言って痛いほど手を握られたら
オレもそうだよ、と答えて握り返す。
小さな犯罪は今日も誰にも見咎められず
その度に思い切れなくて二人足早に帰巣する。






蟹座のマークって、確かこんな感じ。

上下逆さまになって、粘膜と軟らかい蠢きに悶え合う。
すごくいい。下の方で聞こえる音に眩暈しそう。
オレは全部を、満遍なく思うさま愛して昇らせる。
あんたは特に感じる部分を、避けて焦らして溺れさせる。
余裕有る無し関係無し。そうするのとそうされるのが好きなだけ。

うっかり目を閉じたら鋭くなった感覚があっという間に解放を促す。
びくん、とどちらかが耐え切れずに吐き出せば
その瞬間の満足感がもう一方を達せさせる。
ごくり、と飲み込むと、喉の奥にいつまでも残る匂いと味。
はぁはぁと上がる荒い息は、反して甘そう。

それから似たようなそれらを混ぜあう行為。
ふらふらと起き上がってするキスは浮遊感を強めて、ますます訳を分からなくする。

あっちぃ。
隙間ができた途端そう呟いたあんたの胸元を汗が流れる。
反射的に舐め取った。
今ここにあるあんたの全てが、素直に勿体無くて愛しい。

そのまま体を押し倒して、あんたの上に乗っかって、目に入る場所全部を味わう。
あんたは時々艶っぽい声を上げて、オレの頭を掻き雑ぜる。
髪の毛。頭皮。オレはそこも性感帯だってあんたに教えられた。
体のてっぺんを細い指が両手分、広範囲でバラバラに刺激してくる。
やってくる二度目の昂ぶり。こんなにあっけなくていいのかね。






青天の霹靂と呼ぶに相応しい。
あの日。
好きだよ、と言われて。
頭の中、痛みをもよおすほどの凍みを無視して、
オレもです、と抱きついた。
一つ優しいキスをして、二つ小さい涙をこぼして、
それからそのまま今日まで来た。






ゆっくりと、腰を下ろして行く。
最初の痛みには慣れた。今はただ、その先にある疼きを待ちきれない。
辛くねぇか?と、薄っすら開いた目がオレを見上げてる。
答える時間も勿体無い。あんたにも、早く気遣う時間を無くしてほしい。
二人してさっさと気持ち良いだけになりたい。
それに思ってるほど辛くはないんだよ。
ここはもう、あんたを迎え入れる場所、ってなっちゃってるから。

焦りながら味わって、全部入って、
自分じゃ頑張っても届かないところにあんたがいる、それが総毛立つほどの快感で。
大きく息を吐いて力を抜いたら、腰骨にそっと這って回る。
あんたの手。
それだけで死にそう。
その手に揺すられたら、もう声だって抑えきれない。

見下ろしたり開かれたりひっくり返されたり。
形を変えれば感じ方も変わる。
なんにも分からなくなるくらいの快感にだけ浸っているようで
どんな時でも消えない冷やりとした自分の中枢にそれらを記憶していく。



こんなこと、何時間続けても刹那だよ
こんなことだけじゃない
あんたといる時間の早さは、いつだって驚くほどだ
息止めてたら止まったらいいのにって時々思う

だけど刹那はぎゅっと固めた輝きと幸福
いつか一人振り返ったときに見える宝石

その時のために知っておきたい
あんたに関わることなんでも全部




我慢して、我慢して、もう限界。
必死で伝えたらあんたも追いついてきて、
二人していっぺんに、すごい勢いで吐き出す熱。

ガクリと落ちる感覚、でも下がどっちか分からない。
声も交えた荒い息は、今度はなかなか収まらない。
そのままで告げられる言葉は熱く跳ねながら伝わる。
愛してる。
うん、と答えると、気が緩んで涙が零れ落ちた。


あんたの言葉に、受ける心が自動的に、『まだ』と付け加えていた。

愛してる。まだ。






もしも本当にお互い以外を投げ出して
オレとあんたの二人きりの世界に辿りついたら

二人しかいないからと、交わされる言葉は、もっと少なくなるだろう。

繋ぐ手は一つしかない
見つめる目は一対しかない
あんた以外の存在が自分しかないということが

きっとオレを、心底不安で寂しい気持ちにさせるだろう。

今日か、明日か、あさってか、
一体いつあんたの中で『二人きり』が、

馴れ合いと惰性、
『他にいないから』という、たったそれだけの現実に摩り替わってしまうのかと。



オレとあんたの二人きりの世界に辿りついたとして
現実が、馴れ合いと惰性、『他にいないから』というそれだけのものに摩り替わった時

捨ててしまったものに比べて残ったものがどれほどつまらないか
あんたが気付かずにいるものか。





ベタベタで青臭いまま抱き合って
『二人きりの世界に行きてぇな』ってまたあんたが言ったから、
オレも『そうだね。』とまた答えた。
あんたはたくさんのものを含ませてちょっと微笑んで、
それからすとん、と眠りに落ちた。





今現在オレとあんたがいるということの理由なんていうのはなんでもよくて
それこそ馴れ合いでも惰性でもよくて

だけどとりあえず、『多くの中から選んだ』っていう、
躊躇いながらも事実と認定してもいい事象が
頼りない拠り所として心の中に在るんだ。


オレらが今いる所は、雑多で、煩くて、醜くて、乱暴で、おせっかいで、


だけどオレは
この恋が晒されて駄目になってしまうことを恐れるふりをしながら
二人で閉じこもって密やかな粘っこい時間を過ごしながら
耳を澄ましてその気配を探ってるんだ。
そして窮屈なこの場所の不満をあんたとこぼしながら
圧迫するそれに依存してるんだ。






寝顔を見つめる。
胸の中を嵐のように暴走して破裂させる勢いの想い。

あんたが好き。窒息しそう。

オレは本当にあんただけでいいよ。


『でもあんたはきっとそうじゃない。
どこかで何かを間違ったまま来てしまったのに
そのことにまだ、気付かないでいてくれてるだけなんだ。』


『じゃなきゃあんたみたいなひとが、オレを愛することなんてあるものか。』

『じゃなきゃあんたみたいなひとに、オレが愛されることなんてあるものか。』








本当は
どこにいたってどんな時だって
不安材料が存在するのは当たり前
見えなくたってどこかにどういう形でか終わりはあって
二人きりだろうがそうじゃなかろうが
気付いてしまう時は気付くし
駄目になるときには、どんなことをしても駄目なんだ



だから
だったら

オレは、ここでいいです。

この窮屈で限定された場所でだけ許されるこの時間でいいです。



だってここなら
あんたに手を離されて離れられて
刹那の宝石さえ無くした抜け殻になってしまっても
放り出された先の雑多で煩くて醜くて乱暴でおせっかいな世界は
消し去る勢いでオレを飲み込んでくれるだろうから。








するすると、茶と黒の混じった短い髪を柔らかく梳かす。
完全に寝入って無反応。
なのにオレの腰を抱え込んだ腕の力強さったら。





ねぇキクさん
オレら、いつまでこうしてられるかな。








ねぇキクさん

オレ、いつまでこうしててもらえるんだろうね。

Uのおもひで ~act.1~

=明日役に立たない無駄知識=


「クモってコーヒーを飲むとでたらめな巣を作るらしいよ。」
「へー。……で?」
「うん?」
「そんなこと考えてたんじゃないでしょ学。」


無理矢理に合わせられる視線。
あんた目が笑ってないから、代わりにオレが笑っとこうか。
それで引き下がってくれるとも思わないけど。
遠くを向けば同じものを見ようとし、
俯きがちになればもっと低い姿勢になって落とすもの全部を拾おうとする。
ベンチに隣り合って長いこと、あんたはオレとここにいる。


夕暮れ時の公園に来るのは小さい子供じゃなく、わざわざはぐれたい捻くれ者。
こんな時に限ってどうして、一番見つけてほしくない人が探しに来るんだ。




「悩み事?」
「…ってほどでもない。ホント、大丈夫だから。」
「うん…まぁ言いたくないなら無理に聞こうとは思わないけど。
でも学ってなんでも一人で考えようとする上にあんま嬉しくない結論に達するからなあ。」
「なにそれ。」
「なんかこう…極端だったり、言ってくれよ!みたいなことだったりさ。」
「ハハハ。」



悩んでるんじゃない、
ただ時々あんたに対する感情を持て余したりどうにでもなれと思ったり。
つまりはそういうことですよ。
言ってくれよとか言っていいよとか、もし知った上でもそう言ってくれる?
まぁ、くれるだろうねオレのために。
だけどこっちが無理なんだ。自分でもなんでか分かんないけど解放できない。
どんどん大きく膨らんでいくのに任せていくしかない。


ああなんて独りよがりで身勝手な恋心。




逢う魔が時
暮れていく太陽とともに、いっそ消えてしまえたら。




「…林さん、良い人だよね。」
「なにいきなり。」
「こんな捻くれたワケわかんねぇヤツのこと気にかけてくれて。」
「いやいや、学だっていいやつじゃん。優しいし。」
「そんなことないよ。」

不毛な褒めあい。恥ずかしげに苦笑いしながら。
いやホント、どっちのことだよ、って話。

『いいやつ』も『優しい』も友達として。
心配したり付き合ってくれたり励ましたり慰めたり、見つめたり、声を掛けてくれたり。
不満じゃないけれどもやもやしてる。
今この場で寄掛ったって、その真意はきっと永遠に届かないままだろう。



ここから見る夕陽は綺麗だね。
また一つ、消すことのできない、オレにとってだけ大切なものが増えた。



今更なこと一つ一つ数えてヘコんで沈んでも
それでもあんたが好きなんです。
良い人はオレじゃなくてあんたです、
そしてその裏表のない笑顔とか気遣いとか言葉とか仕草に
自惚れや期待をかける間もないほどの速さと軽やかさで、
あんたは簡単にオレを浮上させオレの中に居座って領域を広げてしまうんです。


「林」
「ん?」
「あのさ、」



今日も明日もあさってもきっとオレはあんたが好きで
そのうちこの理由の分からない抑止力を振り切って伝える日がくるかもしれない。
けれどそれは今日でも明日でもあさってでもあるようでない、
悟りの域にまで達した清浄心か瞬間破壊のような衝動を伴う『いつか』。



「…渋谷には昔ロープウェーが走ってたんだって。」
「…へー。」





それまではただあんたを想う日々。

2009年10月19日月曜日

週末にテキストをあんま書かない訳

 よくよく見てみると週末にテキストを書くことって少ない傾向にあるようです。土日といえば普通のサラリーマンはつかのまの安息の時間。普通?で言えばそんな時が書き時かと思われますが。

 基本、このテキストサイト、書きたい時に書くように心がけて?います。義務とか絶対更新しなきゃなんて事になったら本末転倒。このテキストサイト自体がストレスの原因となってしまいます。

 あと、ボーッと考え事が浮かんだり、フッと書きたい事が出てきたり、いわばインスピで書くことが多いです。そんな時に書かないと、その考え事が頭の中でループして余計堕ちたりしちゃうので。いわばそれをテキストという形で発散してるかもしれません。

 話は戻りますが、週末書かないのは、割と週末は忙しいのです。忙しいといってもゲームだったりするんですが。

 天上で言えば、土曜日、22時から攻城でテンションが上がり、23時から狐討伐でテンションが上がり、0時から盟主イベで狩りまくり、それが終わったころにはもう頭脳がヘトヘトになってしまいテキストなんぞを書く気力も無くなってしまうこと、多いです。

 日曜日といえば21-23時の盟主イベだけなんですが、その後の狐だったり、チャットで話したり。基本楽しいこと優先で動いてるのでついテキストは後回しっていうかやっぱヘトヘトになってしまいます。

 あと書かない時はなんもしてない時とかでしょうか。なんもしてなく、なんも考えてないから、書くこともなんも無く。別に日記で書いてるわけではないので、今日は平和に終わりました。良かったです。なんて1行で終わるようなテキストは書きたくないっていうかそれはもはやテキストでは無いと思うからです。

 じゃあ何がテキストなんだよ?とつっこまれると別に困らないんですが、日常でスットンキョウな事が起こったり、ニュースでなんだそれ?と思ったりしたこととか、フッと考えたりしたこととか。それであれば、文が短くてもテキストと成り立つかと思います。

 どこぞのアイドルみたく改行バンバン、適当な画像を貼り付けて終わり。まぁ自分でブログって言ってるんだから、そうなのでしょう。

 まぁその前に、ブログという単語について考えた方がいいかもしれませんけどね。何気に使われてますが、まずブってなに?ブロードバンドの頭文字としたら、まぁいいとして。ログっていうのは記録であるわけで、日々の日常を「記録」するためのものであるので、「日記」とはちと違うのかもしれません。

 まぁ、どうでもいいんですけどね。

音楽は人を殺せる

 最近、いろいろな音楽を聴いてます。今までパンクとかHIPHOPが中心だったのですが、いろいろな人から音源を聴かせてもらって、やっぱジャンルを超える刺さる音ってあるのを再認識させてもらいました。

 →pia-no-jac←
 黒船のジャズ
 相対性理論 etc.etc

 上記にあるジャンルとは一線をかくこの人達、でも、スキル、メロディともに申し分無く、それより魂が感じられ聴いてて刺さります。テンションも上がったり、下がったり。

 でも、堕ちてる時に堕ちる曲を聴くと余計堕ちてしまったり、それは曲に魂がこもってるだけ他の甘ったれた曲より心にズキンと刺さることもあるわけで。

 それが状態のひどい時に聴いたりするともう、あの状態、何もできず、食欲を沸かず、睡眠という名の仮死状態になるまでエアガンをコメカミに当ててすごすことになってしまいます。

 今はまだエアガン球無しで済んでますが、場合によってはそれで決意してしまう。。なんて怖さもあります。明るい、サワヤカな音があまり無い俺にとっては、そんな時、聴きたくても聴かない方がいいな。。なんて思ったりもしたり。来る時って分かるもんですよ。あ、ヤバイなって。

 昼寝して、起きた瞬間、火山のように不安と動悸が襲ってきたり、普通だと思ってても緩やかな下り坂だったり。そんな時に魂の入ったダークな曲はかなりヤバイですね。まぁそれだけ自分が音楽に対しての影響が強いということでもありますが。趣味、音楽鑑賞。

 余談ですが、休みだして半年が経とうとしています。ストレスの軽減により、まぁボチボチ平和な日々を送ってるんですが、前のような症状は以前として発作的、もしくは過度なストレスで起こったりします。

 過度なストレス。4時間以上何かをしたり、2時間とか集中したり、人ごみの中に入ったら一瞬で緊張状態になってしまったり。7時間以上の労働が出来るようになるのは、何時になるやら。よく、彼女とか作らないの?なんて聞かれたりもしますが、こんな状態で彼女が出来たとしてもハッピーにさせることが出来るわけねぃと勝手に思い込んでます。

 音楽1つで上がったり下がったり。まぁ好きで聴いてるんだから、ヨシという方向で。