2008年5月3日土曜日

体力に限界はあるのか-2

 伊達選手、現役復帰のニュースとともに、柔道の井上選手が、現役を引退するというニュースも流れてきました。

 井上選手といえば、どのオリンピックかは忘れましたが、金メダルをとり、前年に亡くした母の慰霊を持ち壇上に上がったことは鮮明に覚えており、偽者ではない感動を与えてくれたと思います。

 今年になって、北京オリンピックを目指すものの、年の体力にはかなわず惜しくも敗退し、オリンピックの夢は絶たれてしまったのですが、その顔からは、言葉の通り清清しさを感じるものでありました。

 テレビに出ていましたが、その顔には、武術家にある戦いのオーラみたいな物はなく、本当の意味で現役を退いたという顔になっていました。

 井上選手、29歳。さきほどの伊達選手とは、ずいぶん若いのですが、スポーツ選手、特に格闘系の世界ではそれはスタンダードな年齢だと思います。

 ロサンゼルスオリンピックで、山下選手が負傷しながらも金メダルを獲ったことも印象的です。そこにカステラの歌の歌詞が入ります、♪骨折しながら山下は勝った 転んだだけで、死ぬヤツもいるのに♪それほど、日本中が沸いた試合だったのだと思います。

 世界に日本の道の一つである柔道が広がり、なかなか日本はメダルの獲得が難しくなってきましたが、それはそれで、喜ぶべきものだと思います。

 ただ、それを認められない相撲の世界はおいといて。ですが。

 あと、タワラちゃんばっかり追いかけて、同じオリンピックで優勝した、デブい人はあまり注目しないメディアもおいといて。ですが。

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