2008年12月24日水曜日

己、仲間、大切な物

 ジャケ買いです。レビューも参考にしましたがなんとなく惹かれて買いました。

 神門の2ndアルバム「こころ」です。

 昨今のHIPHOP。スキルも上がり多くのMCが登場し今や日本語ラップとして世界に羽ばたけるクオリティになっていると思います。

 ただ根本をみると10年前からシーンとしては変化がなく、ある程度のくくりに治まってしまっている、いわば飽和状態になっているのも確か。そうなると後はどれだけ個性が出るか。刺さるリリックを書くか。とかがポイントな気がします。

 韻、韻、韻で踏み倒すのも良いと思います。でも、この作品は、なんか凄い自然な感じ。そして歌詞も自分の「こころ」からの言葉が出でいるような。そしてそれを感じる事が出来るラップになってると思います。

 ラップへの、相手とも、自分との戒めとも思えるディス。鬱という観点から書かれた詩。静かだけど力強い。前向きでも後ろ向きでもなく、今の自分の「こころ」、感じる方も多いと思います。

01.表明
02.異種混合書闘技ヘビー級
03.skit
04.○月×日
05.金金かね?
06.酔言
07.訴えるワタシ
08.道
09.頂み
10.interlude
11.零時
12.→-→
13.カーテン(四時九十九分)
14.五時
15.成長Ⅳ
16.HERE IS HAPPINESS rimix
17.さて、どう生きようか?

零時聞いて、音楽聴いて、涙出そうになりました。

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