2011年4月21日木曜日

ネットでの人格多面性

 ネット社会でのビジネスは別として、インターネットをコミニケーションのツールとして使用する時、大半の人がニックネームを使います。

 ハンドルネーム、HNとか呼ばれてますが、なんでハンドルなのかは謎です。それはどうでもいいことです。

 有名な方、芸能人は、公式HPがあり、そこにブログとか載せてたりするんですが、プライベートで、HNを使用し、チャットとかしたりそおいう人も実際いますね。

 芸能人とかその人のイメージが重要な場合、自分にとっても、人にとっても都合の悪いことって書けないじゃないですか。変に書いちゃって左の画像みたく大炎上したりすることもしばしばだったり。ツイッターとかでもそうですね。

 そのような方が、仮面な自分から脱し、素かどうかは分かりませんが別の人としてコミニケーションをとる。これは理解できます。変に公表なんてしたらエライことになりますし、それこそ素になれやしないし。

 HNを使用することにより、その匿名性を活かし、素になる人、逆にリアルでは大人しいけどネットの世界だと王者みたいな人格になる人もいるようで。

 有名なのは、大手掲示板2ちゃんねるになるんですが、あそこはもートイレの落書きみたいなもので、言いっぱなし、書きっぱなしがほとんどで意味のあるような情報、たまにはありますが、ほとんどないのも事実なわけで。ちとそこはおいときましょう。

 ミクシーのコミニティや、チャットなどでは、HNとその方から発せられる言葉でインターネット上の人格、性格が構築されます。それも様々で、八方美人だったり、お堅い人だったり、エロい人だったり、イヤな人だったり、優しい人だったり、様々な性格が構築され、相手はその文字をもとにコミニケーションの相手をイメージしていくものだったりします。

 リアルとは一線をかくため、容姿や仕事、リアルでの私生活、貧乏でも金持ちでもそんなものは関係なく、ある意味現代社会の中で一番平等な世界と言ってもいいんじゃないかと思います。そんな中で、話しが合ったり、同じ趣味だったりすれば、そのコミニケーションはとても楽しいものだと思います。コミニケーションとして成立すれば。。。の話ですが。

 一方でその匿名性を良い事に、いわゆる「荒らし」な人だったり、ことある毎になにかしらの言葉を全否定し、争いの場を作ることに楽しみを持つ人もいるわけで。それにはコミニケーションとしては成立しないですね。何を言っても、否定ですから。スルーすればいいのですが、まぁ、キャッチボールにはなりませんね。

 文字のコミニケーションである以上、自分の考えを上手く伝えるには当然言葉を選ばなくてはいけません。それもなかなか難しく、自分では相手の胸に投げたつもりでも明後日の方向に飛んでいってしまったり、相手が投げたことを気付かず、ボールは向こうに飛んでいってしまったりと。文字だけで全てを伝えるというのは不可能だと思ってます。ネット恋愛?ないない。

 文字でのコミニケーションに物足りなさを感じると、スカイプだったり、電話だったり、声でのコミニケーションとなり、じわじわとネットの世界からリアルな世界に近づいていきます。それが更に進むと、じゃあ今度会ってみようか。ってことになり。ネットはオンラインなので、オフラインでのコミニケーションからオフ会なんて呼ばれますね。

 そうなると今度はリアルな世界でのコミニケーションとなるわけで、リアルとネットとの人格のギャップが生じたりします。そこで一気に萎えたり、冷めたり。。。逆にネットはネット。リアルはリアルと割り切る人もいるかと思います。

 逆にそのままだったり、それが良い。。。ポなんてことにもなるかと思います。出会いのツールがネットなだけで、リアルになれば合コンと同じですから。

 大きな違いは、事前に御互いがその人のイメージを作っているという面でしょう。初対面だけどネットでは長時間コミニケーションをとってたりするものですから。初対面なのに初対面じゃない。リアルな世界でもHNを使うか、リアルな名前を使うか。どっちでもいいんですが、それが楽しみでもあり、逆に怖さでもあるわけです。

 ちなみに自分はというと、裏表が嫌いだとさんざ書いているように、リアルとネットで人格を使い分けたく無いですね。つかそんな器用な事無理だし。なのでそのままのアフォーととって頂ければ幸い?です。

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