2007年10月22日月曜日

ホラー映画「ザ・フォッグ」を見た。

 映像から察するに、1990年代に作成されたかと思います。多少のSFXやCG?が使われていたので。

 ストーリーは、ある島の街に住む住人。そこは港があり、漁業を生業としているものも多い。ある日女の子2人組みを乗せたボートが謎のキリに包まれ、殺される。唯一生き延びたのは、冷凍庫に隠れていたニックとかいう男性。彼は帆船を見たと証言したが、誰も信じてもらえなかった。

 キリは段々濃くなり、街全体を包み込む。それは、その街を創立した4人の男性達が起した残虐な事件の上で成り立った街。キリの中には亡霊がいて、復讐を始める。主人公のエリザベスという名の女性はどう動くか。という内容。

 面白かったです。映像的には、ジョーズくらい?なちょっと昔っぽい映像なんですが、ストーリーは面白かったです。砂浜に引き上げられた銀時計やブラシ。それにはある記号があり、その記号は帆船の船長の記号であったり、それが少しずつ謎が解けていきクライマックスを迎える感じで段々盛り上がるというか、起承転結がはっきりした映画だと思います。

 最後のエリザベスの末路も、エリザベス自身が何を思ったのか、それらの想像をかきたてる。そして悲しくも、幸せなラストを迎える。

 今まで、さんざアメリカンなホラーはカラッとしてるとか、最後は何故にチューとつっこんできたんですが、この作品も最後はチューなんですが、これはアリだと思います。怖い、悲しい。でもそれが幸せでもあるんだなぁって思う映画でした。3つ星☆☆☆

0 件のコメント: