2007年11月5日月曜日

精神疾患は、それの重い、軽いはああまり関係なく、それらは1つのカテゴリーに入ることを俺より重度な患者さんに教わった。

 デイケアの中で、予定よりちょっと遅れて、SSTが始まりました。その中のテーマで、これは自分が出したんですが、外来の喫煙コーナーとかで、本当は1人で落ち着いてタバコ吸いたいんだけど、オバチャンとかに話しかけられると、何故か社交的に話をしてしまう。

 ってことを話したんです。会話自体は、まぁ普通の受け答えなんですが(健常者と思われるくらい普通な会話)会話によって、疲れてしまうのが悩み。そんな事をテーマにして、話しました。患者は俺を含めて3人、スタッフ側、臨床心理士、作業療法士さんら3人です。

 その中で、Tさんという、多分、統合失調症か、自律神経失調症か、病気歴13年という俺より確実に重い人の言葉で。

 「この病院は、症状が重い軽いはあっても、同じような人(精神を病んでる人)が来るんだから、今は調子が悪いんです。とか言えば分かってくれると思いますよ」

 対応方法の問題ではなく、言葉の中にハッとさせられる言葉がありました。

 症状の重い軽いはあっても、同じカテゴリー(精神疾患)に入るんだから、皆、同じ。

 今まで、その人達を見下してた感とか、俺の方がマシだ。。。とかそんなこと思ってたんですが、それは、とても小さい事ってゆーかどうでもいいことで、同じカテゴリーにいるという安心感にも似たような感覚。本当の意味で、みんな違って、みんな良い。と思いました。

 デイケア2回目。14時ぐらいから始まって、15時には終わり。その1時間で、俺にとって、いろんな意味で、意味のあるトレーニングができたと思います。リハビリもそうだけど、人間として。

0 件のコメント: