2007年11月27日火曜日

邦画「感染」を見た。

 嫁からの連絡が来るまで。って思って見ました。名前だけで落としたんで、内容は全然分からない状態で見ました。

 結局、嫁からの連絡もなく、見終わってしまったんですが。

 ある病院、経営が思わしくなく、医療器具や、クスリも底をついている病院。1ヶ月で9人もの看護士が辞めた病院。院長は3日前から連絡のとれない病院。さらには、入院患者だけの診察とし、外来受付が出来ない病院に、1人の急患がやってきた。

 救急車からの無線では、症状がどんどん悪くなってくる様子。全身に発疹のようなものが出来ている連絡。だが、その病院で、診ることは出来ない。と連絡。

 その時、1人の患者さんをめぐって、トラブルが発生する。点滴をうつクスリの種類を間違ってしまい、亡くなってしまった、全身の3分の2を火傷した患者さん。

 報告すると、医療事故となって、ドクターは調査にかられ、ただでさえ苦しい病院に更に輪をかけることになってしまう。ドクター、看護士達は、倫理観に悩まされながらも、なんとかごまかす方法ととることにした。

 そこでやっと、急患の存在に気付き、その患者さんを診る時が来た。それは、ほとんど人の形をしてない、緑の物ようなものになってしまっていた。体が溶け、グリーンのゼリー状になってしまっている。

 そうして、病院内の人が次々に感染していく。感染した者は、気が振れてしまい、幻覚や自分の行っていることが分からず、異形の行動に出る。感染は広まっていく一方。死者もだんだん増えてくる。。。

 そんな1夜も朝になり、通勤してきた精神科医がことの顛末を見ることになる。それは全てがココロの以上のようなもので、感染自体もあったのかどうか。リアルな世界に戻っていた。

 警察等が調査し、生き延びたとされるドクターは逮捕されたようであるが、実は、病院内全体が幻の夜。だったのかもしれない。。。赤い物は緑に。緑の物は赤に。

 って結末にどんでん返しがあり、クライマックスではハラハラ見ることが出来ました。佐野しろうさん。怖すぎです。でも、リアルとマボロシ、赤と緑、ココロと頭。いろんなトコでのギャップがあり、オモロかったと思います。役者さんも適役って感じだし。ストーリーは薄味ですが、なんとも不気味な空気、怖さはやっぱメイドインジャパンだと思います。4つ星☆☆☆☆

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