2007年11月7日水曜日

ホラー映画「渋谷怪談2」を見た。

 堀北真紀主演ってこの子、結構ホラー系映画で目にするんですが、ホラー出世なのでしょうか。

 渋谷のとあるコインロッカー、そこには、2つの都市伝説がある。1つは、そのコインロッカーに好きな人へのプレゼントを入れると願いがかなうというウワサ。もう1つはそのコインロッカーを使うと、呪われ、殺される。というウワサ。

 後者の方のウワサには、もう1つ奥があり、昔、そのコインロッカーに赤ちゃんが捨てられ、死んでしまったという事実がある。後者の方の呪いでは、当時赤ちゃんだったのが、成長して、子供(5~6歳くらい?)になって呪う。

 堀北真紀演じる主人公の女の子は、何故か重体の家庭教師?の先生の看病をしている最中、コインロッカーのカギを渡される。女の子は、渋谷界隈のコインロッカーほ探し、目当てのコインロッカーを見つけ、カギで開けるも中にはむなにも入っていなかった。

 そのコインロッカーこそが渋谷の都市伝説になっているコインロッカーだった。主人公の近くにいる人は、そのコインロッカーをふざけ半分で使ったり、恋がかなうと思い使う人もいて、それらはことごとく呪い殺されてしまう。鏡の中には、その女の子が。。。

 最後、主人公も殺されかける(一緒にいた精神科医は車にひかれた)ものの救いの手があり九死に一生を得る。はじめは女の子が助けてくれたと思ったが、実は家庭教師の先生が助けてくれたのであり、女の子自身は未だ呪いを振りまいている。最後のセリフ「死んじゃえばいいのに」が怖さを増幅させます。

 多分、今だったらR-15指定を受けるんじゃないでしょうか。ストーリー的に。みんなどこかに引きずり込まれるんですが、殺され方は不明。精神科医の助手の人だけ背骨?を折られて殺されたが。

 なかなか怖い作品だと思います。闇と怨念、そして呪い。良い感じで湿っています。渋谷や、新宿など、混沌とした街では、あってもおかしくないような都市伝説。そこにフィクションながらもリアリティがあってなおいいかと。殺され方が謎なのもアリかと。闇に引きずり込まれるトコなんて。なんて湿っぽい。

 ド派手なスプラッタシーンも良いですが、このような静かな死。そっちの方が怖いですね。4つ星☆☆☆☆

0 件のコメント: