2007年12月6日木曜日

突き詰めれば白になるような夕空の向こうで

 乾燥した空気のおかげか、透明度が低い夕方の空。ほんの少し赤が入った空の、高い、遠い所で出来る飛行機雲。

 飛行機は見えないから、雲だけが、まるで誰かが空にラクガキしてるみたいに、ゆっくり、だけど早く、適当に、だけど真っ直ぐ、夕空に出る一筋の線。

 これを写真で、CGで、絵で、文字で、言葉で表わすのって、すげえ難しくて、なんて言うか、何かで表現するなら、言葉にならない景色っていうのか。それも違うか。

 今の自分の気持ちを、何でも、表現できれば、俺は、すげえ人だと思うけど、今ですら、だんだんとその景色が薄らいでいく俺は、普通の人ってことか。

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