2008年6月14日土曜日

”不条理”という沼

小学生におしえるようにわかりやすく

世界がどうできてるか今から一発でおしえてやる。


まず
ニューヨークを
想像しろ

アメリカの
ニューヨークの
巨大な
ビル群を

想像しろ


さらに頭ン中で
どんどん広げろよ
そのビル群を

その重く巨大な
果てしなく広がるビル群が

”常識”だ


そこに全人類が住んでいる

最初はな


なぜなら

巨大ビル群の下には
もう一つ

世界がある


もっと巨大で

黒い

ドス黒い

沼が

無限に広がってる


”不条理”という沼だ

そこでは常識が
まるで通用しない


常識という巨大ビル群と

その最悪の底なし沼との間には


薄氷一枚



透けて見えるほど
薄い氷が一枚
あるだけだ

毎日 何万人単位で
足下の氷が割れて

人生がぶっ壊れる


男女年齢
善人悪人
関係ない

誰だって突然
そこに落ちる
可能性がある



”地球”を想像しろ


それが

この世界だ



「ハチワンダイバー」7巻マムシの台詞より


今日、地震のニュース見て、

つくづく納得しました。


そうならない為に、あらゆる努力をしても、割れるものは割れる。

でも、そうならない為に、あえてそこに落ちるために

あらゆる努力をするのも人間だと思います。

それではおやすみなさい。良い夢を。被災者の方たちの迅速な復興、”不条理”の沼に落ちてしまった方たちの冥福を。(祈

ピース

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