2007年9月20日木曜日

映画「弟切草」を見た

 もともとゲーム、アドベンチャーゲームとかサウンドノベルとかいうジャンルにあるゲームだったと思います。分岐点によって結末が違ったりして、何度でも遊べちゃうゲームだったと思います。

 そのゲーム、確かやったことあります。おぼろげな記憶ですが、なんか事あるごとに「展覧会の絵」の音楽が鳴ってたような。選択次第では、映画ではミイラになってたんですが、半漁人が襲ってくるなんて展開もあったような、ないような。

 そんなゲームをモチーフにした映画なんですが、この映画も見たような、見てないような。記憶がおぼろげ過ぎるんで、初めて見たって感覚で見ることができました。

 ゲームもそうなんですが、この映画もストーリー自体がチンプであり、それをなんとか映画にしたって感じです。ストーリー自体が実はゲームの中だったって感じで終わるのですが、それが狙いであれば、これはハズレの方に入ります。ストーリーのちんぷさ加減を増大しちゃってます。

 普通の映画なら繋がらない電話も普通に携帯で、しかもモバイルでデータの転送とかもやっちゃうし。大人しく待ってれば、警察が来るのに、行動しちゃったり。ってゆーか通報出来ちゃってるし。警察、そんな朝まで待たないし。

 道も土砂崩れになっちゃうという、無理矢理八方塞りを作っちゃうとこらへんがかなり強引だなぁって思いました。

 怖ってシーンも特になく、やっぱ火サス?って感じの映画です。

 奥菜 恵ファンならびに、少年、少女向けの子供用ホラー映画にはオススメの1本ではありますが、自分的には、また無駄に時間を浪費しちまった。って感じです。

ゲームをモチーフにすると、かなり無理があるのと、題材とするゲームがしょぼいとこまで忠実にしてしまうとこのような映画となってしまうと思います。1つ星☆

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