2007年10月24日水曜日

ホラー映画「CURE」を見た。

 今度は邦画です。タイトルは、「くれ?」「きゅあ?」ちょっと分かりません。ジャンル的には、セブンのようなサスペンスホラーに位置づけられると思います。

 役所こうじの刑事役と、犯人?である萩原まさとの関係、催眠術がテーマで、記憶障害な萩原君が、いろんな人に催眠術をかけ、かかった人は、近くの人、妻とかを殺す。首をX字に切って。

 事件に共通するのは、そのX字に切られるということだけで関連性はなし。謎の多い事件に挑戦?する役所さん。その係わり合いかた、会話、やっぱ邦画だなぁって思いました。

 2人とも、名男優だと思います。最後はハッキリとした結果は出なかったんですが、妙にサッパリした顔の役所さん、萩原君、あと精神疾患の奥さんを殺した後”かもしれない”シーン、あとホントの最後に催眠術にかかっているであろうウエイトレスさん゛刃物を持って。。。

 あとはご想像におまかせします的な終わり方だったのですが、ストーリーが薄い割には、やっぱ演技力というのでしょうか、感情移入される映画でした。萩原君の謎男っぷり、真面目に働く刑事さん、でもドクターから言わせれば、精神疾患を持つ奥さんより疲れている役所さんの刑事っぷり。

 その辺はやっぱ同じ日本人だからなのか、ドップリ漬かれる、怖さを感じる映画だったと思います。催眠術をテーマにしたホラー映画は、他に菅野美穂、スマップの、ほら確か車ぶつけて謝ってた人が演じる「催眠」って映画があるのですが、それより怖いと思いました。

 確かその映画にも役所さん、出てたような。そして催眠にかかって自殺してたような。

 ストーリーの薄い厚いはともかくとして、”怖さ”を出すのは、こっちの方が怖いと思いました。4つ星☆☆☆☆

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