2007年10月25日木曜日

ホラー映画「セッション9」を見た。

 洋画のホラーで、やっとこ、和風なジメジメホラーが出てきました。

 ある元精神病院病棟。もとは2,400人もの患者が入院してたというが、1984年に閉鎖。リニューアルするために清掃の仕事を請け負ったゴードン。フィルら数人のメンバーと共に作業をしていくが、だんだん何かが崩れ出していく。。。メアリーと名乗る多重人格の部屋。治療と称し、切り張りを貼りまくってある部屋に入った時から、少しずつ壊れていく。そして。。。

 なストーリーです。精神病院はあまり大きく関係してこないです。ゴードンの壊れっぷりを、ジェフだったたかな。たまたま見つけたメアリーの資料。診察を録音したテープの声と共に。最後のテープ「セッション9」には、サイモンと名乗る人格が現れる。それは、ゴードンと繋がり、暴挙に出て行くとこ。少し難解ではありますが、サイコホラーとしては良い作品だと思います。

 同じ精神病院を舞台とした「TATALI」がありますが、こっちは亡霊ジャンジャンの世界。ビデオ越しに写る手術しているシーンや、当時使われていたと思われる治療器具の狂気が怖さを誘うもので(でも最後はハッピーエンドでやっぱりチューだったりする)。

 精神病院はとかく狂人や人格破壊者などのある種偏見にも似たイメージがあるのは確かであり、とりわけ昔のもの、現代の医療ではまず考えられないような荒治療もされてきたとか。

 ただ、今回はそーゆーのは一切なし。あの部屋が始まりであり、あの部屋で終わる。自分以外の全て人間を殺して。何故殺すかは、不明。誰かさんではないですが、始まりと同時に無理難題な設定を見ている人に押付けるものであります。

 オーメンのように殺人シーンは少なくても、その内面的恐怖を上手く出していると思います。ちなみにR-15指定みたいです。元とはいえ精神病院が舞台ですからね。変なイメージ付けちゃいそうだし。ちなみに俺。明日行くんですけどね。精神病院(笑)4つ星☆☆☆☆

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