2007年10月28日日曜日

ホラー映画「回路」を見た。

 こちらは邦画、ハリウッド版ではなく元祖の回路です。前に2度ほど見たんですが、ストーリーもろくに覚えていないため、初めてみた感覚と、あ、こんなシーンあったね。って感覚が入り乱れてました。

 やっぱ洋画と比べると、ジメジメした怖さがあります。幽霊の演出的にはやっぱ邦画が優れていると思います。(あくまで個人的な意見で、トワイライトゾーン、オーメン等怖い洋画もありますョ)

 3度目にして、やっと意味が解ったって感じです。幽霊の世界と人間の世界が、ある物、この映画の場合はインターネット、ネットの世界で、回路が作られてしまい、幽霊が人間の世界に入り込んでいく。でも、幽霊は人間を殺さない。人間を黒いシミのようにして、永遠な孤独の中に入る。その部屋は「開かずの部屋」と称され、赤いテープで密閉する。そこを開けたものは。。。

 この回路というものが、今にして、斬新だと思います。コンピュータを媒体とした幽霊の出現、回路の構築。それを恐れる者達、求める者達。

 映画自体もよく出来ていると思います。特に幽霊の演出も自殺のシーンなど、ビビルくらいリアルな感じがします。幽霊なのにリアルな感じ。そしてジメジメ感。ホラー映画では、最高の褒め言葉だと思います。4つ星☆☆☆☆

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