2007年11月16日金曜日

ハリウッド版「The ring」を見た。

 昨日は、日本版元祖「リング」を見たんですが、今日は、ハリウッド版。当時、日本からの逆輸入はアニメが主流だったのですが、ホラー映画の逆輸入というジャンルを確立したと言っても良いかと思います。

 ストーリーのほとんどは、元祖「リング」と同じなのですが、呪いのテープや日本の貞子のような元超能力者の娘という設定ではないことでしょうか。細かいトコの設定は違いましたが本流はリングのままって感じです。

 あと大きく違うのは、貞子な役の少女の被害者への殺し方でしょうか。日本では突然死ということで、何かに恐れおののいてる驚愕の表情な死体なんですが、ハリウッド版では、それにプラスしてミイラというかゾンビというか、死体にアレンジを加えてます。

 まぁ今のSFXなので別に違和感とかはないんですが、何故にアメリカンなホラーは死体を乾かしたがるんでしょうか。その辺、日本の方は、ビデオを見た人間をただ、呪い殺すという結構冷淡な感じがしますが、ハリウッド版では、まるで生気を奪われてしまうような、何か殺すことに目的と手順があるような感じがします。どちらが良いとか悪いとかではないのですが。

 精神病院にいる最初の被害者のトモダチとか井戸の中とか、映像的には上、金かかってるなぁ~って感じですが、どちらが怖いかというと、やはり日本版でしょうか。メイドインジャパンの作品を、怖いものは怖いと、素直に認めるところ、アメリカンな気がします。4つ星☆☆☆☆

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