2008年2月19日火曜日

Dr.コトー診療所を読んで

 22巻だけ、見つかったんで、読んだんですが、内容は、まぁそれなりに。毎週毎週事件がある島では生活出来ないのですが。

 で、物語自身のコンセプトは、離島では、病気になった時、船に乗せて本島まで行くような行動をしていた人達。そこにコトーなる医者が来て、診療所を作った。最初は島独特といいましょうか、鎖国的扱いを受けてたんですが、毎週のようにある事件を解決しながら、島の人達と打ち溶け合って行く様を書いたマンガなんですが。

 診療所で言えば、うちの近くにもあります。車で10分。なんとか診療所って名前で。内科とか外科とかではなく、なんでも屋さん。うちの親も調子が悪いと、そこに行ってはクスリをもらいなんてやってるんですが。

 もし、その診療所が無かったら、救急車を呼んでも、こちらに駆けつき、総合病院に行くとしても、30分はかかります。そんな訳で、この辺の人達には、その診療所は、とてもありがたい存在なんです。

 俺がガキだったころ、やっぱり、今の場所では無いのですが、診療所があったんです。で、夏の暑い日だったと覚えてます。お風呂に置いてあった、水鉄砲を取ろうと、お風呂のフタに上がったんですね。

 夕方近くだったんでお風呂は沸いてる状態で。で、ボイラー直火炊きで、温度調整なんぞは出来ず、お風呂に入ってから水を入れてぬるくするんですが。

 でお風呂には、木製の暑さ3cmくらいのフタがしてあって、大丈夫だろうとそのフタに乗って、水鉄砲をとろうとした時、フタが滑り、自分はお風呂の中にザブン。

 熱湯コマーシャルじゃないですが、マジに熱くて。なんとか、お風呂から脱出するも、足はすでに火傷状態。大声を出して、母を呼び、そのまま近所の人にお願いし、その診療所に行ったんです。

 夕方の5時過ぎ。普通の病院では、すでに緊急での受付になっていそうな時間帯。いや、もうちょっと遅かったか。夏で、もう暗かったんで19:00ごろか。診療所に駆けつけ、火傷を見てもらいました。両足のヒザから下、すでに水泡というか、皮膚がめくれてしまっている状態。

 それでもその先生から、クスリと油紙?をもらい帰宅。さっそくそれを貼って睡眠ってゆーか、痛いっていうより、かゆいって感じで、火傷した周りをかいてたのが思い出されます。

 これが、もしその診療所が無かったら、当時、総合病院は市外に1つあるような状態で、119番で要請。来るのに20分。行くのに20分。計40分かかってた訳で。

 それが、救急車を使わず、近所の人の車に乗り診療所まで10分。それを考えれば、その診療所の存在がいかに大切で、いかに便利か分かると思います。

 今は自分が行ってた診療所は無く(ドクターが亡くなられたため)、新しい診療所があって、総合病院よろしく会合の場みたくなっているのではと。自分は行ったことが無いんでよく分かりませんが。

 診療所と聞くと、小さく、ドクターが1人だけ。看護士さんが入ればいいほうで、入院するベッドも無く。1番最初に行き、ここの診療所では設備的に無理であれば応急処置→総合病院ってなります。

 とにかく、どんなに小さくても、駆けつければ診てくれる。とっても大事な「病院」だと思います。

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