2009年1月14日水曜日

真面目に政治の話でも

 ニュースでは、自民党の元行政改革大臣であるワタナベさんという人が離党しました。自民党というバックボーンから出て、無所属になる。だけのことなんですがね。なんかでかいニュースになってます。

 まぁニュースになるのは選挙がらみだったりするからしらけるんですが。選挙に出るためには巨額のお金を使うのですが、党に入っていれば、選挙援助金?みたいなのが出て、無所属で出るには、結構なリスクを背負うわけなんですね。田中マキコさんみたいに、屋台骨があればなんとかなるとは思います。はたしてワタナベさんはどうか?という気もしますが。

 ただ、ワタナベさんが表にしろ裏があるにしろ言ってることは同意できる気がします。2兆円という定額給付金だったり。8割の人がいらねーと言ってるとか。

 その「国民の声」は届かず、目先に小金を餌にしようっていう気がしてなりません。1万ナンボなんてバイオで一撃ですから。

 それであれば大局を見れば、お金が必要なところが少なからずあると思います。国で人雇えばいいじゃん。その2兆円で。と思うのは俺だけでしょうか。川のゴミ掃除5千円とか、日当制でも良いと思います。それに不満があって仕事~って言ってる人は甘えな感じもしたりしますが。

 とにかくこの2兆円。ってか2兆円ってどんなすか。1億円×20,000ですよ。うーん。別に企業に分けろとは言いませんが、使い道が無かったら、膨大に膨れ上がってる国債を返済してはどうかとも思いますが。

 経済の回復が第一目標であるのならば、まず国の基盤をしっかりすることが大切であって、上辺だけの対策では、その時はいいかもしれませんが、長続きは絶対にしないのは目に見えてます。

 国会の全てを知ってるわけでもないですが、野党が棄権したところで強行採決。参議院ではその逆。それって果たして民主主義なのか。多数決なだけで、議論もしてないところにネジレなんて単語がつくのでしょう。きっと。

 とにかく困ってる人を救う、失業率を下げるのであれば、その2兆円で人を雇い、仕事を与えればいいわけで、その仕事は他の職種と競争とならないような仕事にすればいいんじゃないでしょうか。

 他でも問題は山積みです。高齢化に少子化、年金問題、医師の不足、病院の不足、それらを声高らかに叫んでいるのは、共産党だったりするんですね。ただ大分偏ってますが。

 政党のバックに宗教がつくのもおかしい気もします。宗教法人にも税金は課すべきだと思います。今一番美味しいものじゃないですかね。それらがなんと為に組織票を作って某党に入れるか、何かメリットがあるんでしょうね。しらんけど。

 衆議院選挙も囁かれています。政治評論家は、民主党躍進の予想もありますが、いまいち民主党の目指すところが分かりません。具体的な政策が分からないんですね。ニュースにも出てこないし、ましてやHPなんぞも見ないし。

 100年に1度といわれる金融危機、政党とか、与野党とか、垣根を越えて建設的に話すのが一番だと思います。ワタナベさんは最初からそれを言っています。無所属なので比例には投票できませんが、大きな目になるのは間違いないと期待したいです。そして他の無所属の賛同が得られればモアベター。

 この小さな火種が大きくなり、上手く妥協点を建設的なものを希望するのは、国民のまともな希望だと思います。俺も有権者ですから。

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